内容説明
医療現場の驚愕エピソード満載……レントゲン写真は自ら保存すべし。薬価のカラクリ。「善人医者」は恐ろしい――20年間にわたり、心臓外科の最前線に立ち続けるカリスマが、皮膚で感じた、医療現場のあるがままの混乱とカラクリ、そして希望を、ホンネで熱く吐露した。望ましいのはとにかく臆病な医者、高価な最先端医療機器は信用できるか、新薬は「新」たに儲かる「薬」、新しい手術方法の問題点……。目からウロコが落ちる医療エッセイ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
貧家ピー
1
心臓外科医と名乗れるプロは少ないと毒を吐く勢いのエッセイ。 失敗も失敗だったとはっきりと言い手術はいつでも怖いのは本音。若くて元気でもかかる大病(急性大動脈解離って恐ろしい)もあるし、医療行為にはいつも危険がつきまとい、結果も不確実だというのも今はわかる気がする。こんな医者が異端なんだねえ。 2012/05/06
うたまる
0
物申す異端の心臓外科医の医療エッセイ。序盤の「90歳でも500万円の手術が受けられる国民皆保険制度は良い制度!」との主張に正直ドン引きしたが、その後は概ね納得できる問題提起が続く。結構同業者から誹謗中傷されるようだが、本書を読むに、それは著者自身の言葉や態度にもよるようだ。しかし、変に馴れ合い庇い合うよりも、医者同士が正々堂々批判し合う方が国民にとって良さそうなのでどんどんやってもらいたい。その他、著者が影響を受けた言葉……「世の中には二通りの人がいる。失敗も成功もしない人、失敗もするけど成功する人」2013/09/11
ぷりぼーい
0
いろんなカラクリがあるんですね。2011/11/19
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