内容説明
1990年代、常に巨人と優勝争いを続けたヤクルト。
戦力に恵まれないヤクルトを率い、見事、黄金時代を築いた「最強の師匠」野村克也。
その「最高の弟子」で、五輪では二度、日本代表キャプテンを務めた名選手・宮本慎也。
二人の“授業”が再び実現。
プロとして生きていくための心得とは?
弱者の戦法とは?
野球だけでなく、仕事や人生にも通じる、至高の対話。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
再び読書
20
馬鹿正直の宮本を愛でたノムさんの気持ちが、良くわかる。稲葉との対比が面白い。また二人が打撃と守備で最初評価されながら、努力による正常進化を遂げて、ノムさんに二人の監督対決を期待させる昭和的なスポーツ選手的な所に共感を覚える。名選手が名監督(指導者)になれない理由も明白。だからこそ今岡は難しいちと思わざるを得ない。之を読むと古田の再登場にも期待してしまう。池山の前向きな思考も現在のヤクルトの躍進には寄与していると思うが、人材不足をやりくりするノムさんの様な、うなるような別の古田監督も見て見たい気がしてくる。2026/07/03
マッちゃま
16
ヤク中 元監督と当時の選手であり前ヘッドコーチの本。生前から「監督になった宮本のチームが見たい」と言っていたノムさん。彼の教えで育った宮本氏、もしかして次は監督か?と思いきやヘッドコーチを辞任されてしまう。本書の締めは2人の対談のはずが一度日程が流れてしまい、その後にノムさんが御逝去されてしまう。よってライターさんとの対談で語られる宮本氏の言葉は、野球人としてだけではなく素の部分も見られたりもします。まだ今は僕じゃ想像も出来ないけれども、宮本氏がユニフォーム姿で立つ日が来る事を楽しみに待ちたいと思います。2020/11/24
nishiyan
13
2016年に刊行された野村克也氏と宮本慎也氏の共著を文庫化にあたり、一部を加筆・修正、宮本氏の特別インタビューを収録した本書。八章立てで各テーマに沿って野村氏、宮本氏の順番で野球論を語っている。これまでのノムさん本の中では一番簡潔に書かれており、読みやすく、宮本氏が補うように語っているため往時のヤクルトスワローズの強さの秘密に触れられてよかった。特別インタビューではヘッドコーチ辞任の経緯について語っていたのが興味深い。また立浪の動きが宮本に似ている云々話は相川亮二氏がきっかけだったのね。笑ってしまった。2020/11/12
あーさー
2
野村克也さんの理論と、“最高の教え子”宮本慎也さんによる「プレイヤー」の立場からのコメントの両方が楽しめます。細かい部分ですが、宮本さんは“ですます調”で書かれているのが個人的に良かったです。2023/07/03
rubbersoul
2
「プロで生き残るのには、一にも二にも、一芸に秀でることだ。だから、打者であれば、まず長距離打者で生きるのか、短距離打者で生きるのか、どちらかに決めなければならない。正しい努力の方向性を定めるのだ。短距離打者が飛距離を伸ばそうと努力することなど、ウサギが空を飛ぶ努力をするようなものだ。ウサギが生き残るためには、さらに速く走るための練習をすべきなのだ」2022/11/16




