再起は何度でもできる

個数:1
紙書籍版価格
¥1,540
  • 電子書籍
  • Reader

再起は何度でもできる

  • 著者名:中山雅史
  • 価格 ¥1,300(本体¥1,182)
  • PHP研究所(2020/10発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569847412

ファイル: /

内容説明

今から27年前、ドーハで行われたW杯アメリカ大会アジア最終予選、ゴール欠乏症だった日本代表に現れた救世主が「ゴン中山」こと中山雅史選手だった。本書では、サッカー日本代表のみならず、Jリーグ最多ゴール(当時)など数々の金字塔を打ち立てた著者の心の習慣が、自らの言葉で初めて明らかになる。「逆算思考でゴールをする」「偶然を必然に変えるメンタル」など、土壇場で力を発揮するための方法は、サッカーファンのみならず万人に役立つ考え方だろう。また、盟友であるカズ(三浦知良氏)や名波浩氏とのエピソードも興味深い。巻末には、山中伸弥教授との特別対談を収録。山中教授も、整形外科医時代には、先輩に「ヤマナカ」ではなく「ジャマナカ」と呼ばれ、学生時代のケガと闘いながらマラソンを走っていることを告白。さまざまな苦難と闘いながら「リスタート」をしてその度に活躍し続ける著者のメッセージに多くの人が励まされるに違いない。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キク

50
僕ら世代のサッカー好きは、後半ロスタイムで同点に追いつかれたドーハの悲劇で、頭を抱えて倒れ込む中山の映像を鮮明に覚えていると思う。この本を読んで、中山の自己認識が「自分はスペシャルではなく、その他大勢の選手だから、まず監督の言うことをキチンと実行する」だと知って、ちょっとビックリした。当時のJ通算最多ゴール数保持者なのに、本気で「自分は下手くそだ」と思っているのが伝わってくる。「下手くそにスランプなんてない。ただ下手なだけ。だったら練習すればいいだけ」相変わらず熱くて面白くて賢い男だった。大好きだ。2021/10/02

Roko

28
美しいパスを出す、華麗なシュートを打つ、そういうことができる人は他にいくらでもいるから、自分は身体を張って、献身的に走り続けるということを選んだゴンちゃんはカッコよかった!そんなプレースタイルだから、ケガは日常茶飯事。膝の半月板がないのになぜ走れるんだと、医者からも不思議がられるほどでした。2021年1月、ジュビロ磐田のコーチに就任しましたが、まだ引退とは言っていないところがゴンちゃんらしいです。 『スランプは天才や実力のある人がなるもの』こう言い切ってしまうゴンちゃんは、素晴らしい!!2021/10/13

MioCastello

6
ドーハの悲劇で最後に同点とされたシーンで中山が頭を抱えて膝から崩れ落ちる姿は多くの日本人の脳裏に刻み込まれている。まごう事のない超弩級の挫折だったがあれがあったからこそ今の日本サッカーがあるとも言える。 自分の血となり肉となり宝となるものは苦労しなければ決して身につかないという真理をつまびらかにしてくれる。当たり前なのだがトップアスリートが語る言葉にはやはり重みがある。仕事や人生にも通じる気付きや教訓を授けてもらえる。胡散臭いビジネス書を読むよりも余程有益だと思う。2021/05/10

てら

3
けがをしても、どうすればいいのか、考えて、挑戦しつづけるガッツがすばらしい。そういうところは見習いたい。2024/09/26

azuno

3
このごろ中山をメディアで見る機会がないなーと思っていたところへ本書の事を知り手に取った。足の故障(?)の事も初めて詳しく知った。やっぱり凄い人だよ。2020/12/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/16654327
  • ご注意事項

最近チェックした商品