文春文庫<br> 野ばら

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文春文庫
野ばら

  • 著者名:林真理子【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 文藝春秋(2020/10発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167915803

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内容説明

宝塚の娘役・千花
名門一族出身のライター・萌
花の盛りのように美しい娘たちに忍び寄る、翳(かげ)りの季節
絢爛と頽廃。林真理子文学の名作!

「私たちって、ずうっと不幸にならないような気がしない?」。
宝塚の娘役・千花は歌舞伎界の御曹子・路之介との恋に浮かれ、
親友でライターの萌は年上の映画評論家・三ツ岡との贅沢な不倫に溺れている。
二人の美しい娘たちの前には、甘やかな未来しか広がっていないかに見えたが……
上流社会を舞台に、幸福の絶頂とその翳りを描き切った傑作恋愛長編。
解説・酒井順子

※この電子書籍は2007年1月に刊行された文春文庫の新装版を底本としています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kana

17
宝塚や歌舞伎の世界が登場して面白かった。千花や萌は幸せそうで上手くいきそうだったけど不幸がふりかかってハラハラもした。千花と萌から『復讐』の言葉が出てきた時はやはり女性は恐ろしいなと思った。2020/11/27

ゆきわか

5
久しぶりに林真理子の本を読んだ。自分には、縁がない世界なので興味津々でのぞきたくなる。単行本の発売が2004年というから、かれこれ二十年近く前の作品なのに色あせていない。不思議だ。大学の理事長なんて辞めて、作家に専念してほしいとこの本の出版元は、思っているに違いない。そもそもこの作品は、週刊文春の連載であった。2023/08/28

juneberry

4
タカラジェンヌと財閥系を血縁に持つお嬢様。どちらの生活も、その両親の生活もストーリーとは別に興味深かった。だけど、どんな生活をしていても、結局は人間の泥臭さ、女性のいやらしさを描いてくれるのが真理子様だと思った。人間観察が本当に上手だなと思う。全く知らないが、宝塚や歌舞伎など、そういった世界の取材も相当しているんだろうな、と感じた。面白かった。2023/06/05

猫のかずは16歳

3
どちらも女子校のせいか、男を見る目が致命的だと思う。面白かった!822020/12/20

beeline

2
宝塚のいじめ事件を受け、歌劇団の生徒の内情が詳しく書いてあるとのことで読んでみた。山梨出身の林氏が自身が有名になるにつれ、知ったであろう日本のアッパー層である宝塚・歌舞伎・祇園のお店・生粋の東京出身のお金持ちやお育ちが良いとされる人々の社交や生態、内情を活写している。ここまで知るのに相当お金使っただろうし、ここまで具体的に書けるのは自分しかいないという意思も透けて見えるような気がする。人物描写含め、昔読んだ林氏の小説と違って、そんなに悪くなかった。偉そうな感想で本当にすいません。2023/12/04

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