内容説明
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今やニュースで聞かない日はないAI〈人工知能〉。ディープラーニングに代表される先進的技術が世界を変えるとして産業界やビジネス社会からの関心も高い。そもそも人工知能とは何か、どういう歴史を歩んできたのか、どういった課題があるのか、そして私たちの生活にどのような影響を与えるのかを説いた、これからを生き抜く教養としてのAI入門書。話題の先端科学に触れたいという知的好奇心に応えるシリーズ第6弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
冬佳彰
14
どうなんだろう?若い人向けなのか?平明で、良くまとまった本だと思う。俺が会社に入ってしばらくしてやってきたブームは、あれは第二次の人工知能ブームだったんだろうな。人工無能とかいうゲームとか、Emacsでのカウンセラーとの(ニセ)会話なんかあったね。Lispもはやっていた。本書は、今、ちまたに流れている「極端な話」に流れず、深い話も要領よくまとめられていて、「AIって何だっけ?」を大まかにつかむには良い本だと思った。しかしなあ、軍事利用はやめて欲しいものだ。人間が自分で自分の首を締める未来にならないことを。2020/12/06
h t
2
簡潔な説明2022/09/09
Bevel
1
AIの定義はあえていうなら「知的な処理をコンピュータで実現するもの」という程度で難しい。認識(センサー)、判断(プロセッサ/CPU)、行為(アクチュエータ)に、学習が入ってきたことで波が来た。エキスパートシステムとファジーの後のビッグデータ。コンピュータは感情を持てないし、持つ必要がない。ルールを作るのは人間。フレーム問題、波及問題、限定問題。あとは高等教育とかSociety 5.0関連。高校生で興味がある人にとりあえず勧める感じの本…と思ったけどすでに学校でやってるのかな。 2023/04/19
リアクト
1
AIというものが随分と前から存在し、万能なものではないとわかった。2022/10/05
おこめ
1
とてもわかりやすかった。これからの人工知能の可能性、将来性に期待を持てる内容だった。本書では、AIが感情を持つ必要はないと述べているが、確かに持つ必要はないと思う。でも、少し感情を持ったAIを見てみたいと思った。これからAIが進歩して、世の中がどう変わっていくのかがすごく楽しみになった。 2020/10/07