文春文庫<br> すき焼きを浅草で

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文春文庫
すき焼きを浅草で

  • ISBN:9784167914974

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内容説明

見たい、食べたい、かぶりつきたい! 文庫オリジナル、大人気悶絶シリーズ最新作。

「すき焼きは奥座敷を御利用ください」夏の一日、浅草の老舗店に誘われ至福を味わう。
高知の日曜市では可愛く素朴で美味しい田舎寿司に舌鼓、
家でトライしたのは「練乳入りイチゴ白玉」、懐かしの「あぶたま」、
そして熱々ごはんにわさびと醤油の……!

読んでいるだけで悶絶する、大人気エッセイ。
映画やテレビで出会った忘れがたいあの味やこの味についても、
豊かで確かな文章で再び味わわせてくれます。

解説・姫野カオルコ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mae.dat

207
食べ物、飲み物を中心としたエッセイ。雑誌の定番コーナーを纏めた物なので致し方ないとは思いますが、1エピソードが3ページと言うのは、ちょっと物足りないと感じなくも無く。1エピソード毎に自分の想い出と重ね合わせたりしますね。「プリンの海で泳いでみたい」と言われて思い出すのが、若かりし頃、みかんの缶詰めを丼一杯食べた事があって……子供の頃の憧れ(?)だったんすよ。でも、止めた方が良い。ヤクルトをジョッキで飲むとかね。そんな事は実践しないって⁇「スパイシーレモンサワー」と「魔女のジャム」が取り分け気になりまする。2021/10/17

竹城 俊之介

92
美味しいものを食べたり、素敵な店を訪ねたり、旅を楽しんだりする本を、いつの頃からか読むようになりました。でもふと気づくと、いつも著者がおじさまの本だったです! そこで少々気分を変えて、読メで評判の平松洋子さんのエッセイを初読み。 この手の本は「食べたいな」「行ってみたいな」と思わされたら、あたしの負けです。、、、完敗でした。 洋菓子「サバラン」と近江名物「堅ボーロ」って、食べたことない、食べてみたい。「小岩井のレーズン&バター」とか明日買いに行きますよ、多分。 懐かしさと美味しさをくすぐる素敵な本でした。2021/06/14

のぶ

77
もう何冊も読んでいる、平松さんの食のエッセイだが、今回も楽しかった。扱われている食材はバラエティーに富んでいるが、今回は知らない食べ物も結構あったような気がする。旅をしているといろんな未知の食べ物に出合うことも多いが、旅の経緯から食べ物への流れが、とても自然に描写されていて面白い。好き嫌いの多い自分だが、思わず食べたくなるものも多かった。タイトルになっている「すき焼きを浅草で」には思わず生唾が出てきた。食べ物を食べるのに場所へのこだわりがあっていいと思う。自分もそんな場所を見つけたい。2020/12/24

ばう

66
大好きな平松洋子さんのシリーズ。焼き鳥屋のマナー違反の客へ「お代は結構ですからお引き取りください」カッコいい!麩チャンプルー、作ってみたい。私もサバランは大好きだけれど最近のお洒落な洋菓子屋さんにはあまり売ってないよね。たまにふと食べたくなる「泰明庵」のせりそば、寒くなったらまた食べに行きたい。鰻の話の中で著者宅には電子レンジがないという記述がありびっくり!料理上手だからこそ無いのかしら。毎日のように電子レンジに頼っている我が身を反省。油揚げカレー、挑戦してみたら美味しかったです(但し家族には不評💧)。2022/06/08

しゅてふぁん

54
浅草ですき焼きを食べたい。一番興味をそそられたのはモンゴルのタルバガン。絶対に口にすることは出来ないけど(ペストを媒介する動物らしい)、間抜けな声が出るくらいの旨さってどんなの⁈気になる〜。作ってみたいもの。胡瓜と穴子のちらし寿司。ふの卵とじ。油揚げカレー。いちご白玉も美味しそう。簡単に作れて美味しそうなものがいっぱい!どれから試してみようかなあ。2020/09/22

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