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内容説明
【ページ数が多いビッグボリューム版!】“ドラゴン”―――古くより架空の生物と言われてきたが、実際は、“架空”でも“生物”でもない “異形の存在”であり、ロンドンに於ける死因の多くに、ドラゴンが関わっているとされる。しかし、一般市民はドラゴンの姿は疎か、その存在すらも知らず、唯一、ロンドンの裏側に拡がる街『リバース・ロンドン』の住人だけが姿を見ることができるのだった。その中で、ドラゴンの保護と管理を任された機関『WB(ウイング・バインド)』に所属する魔女(ウィッチ)の2人がいた――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
112
もの凄く凝った設定な上に、主人公の魔女が縦横無尽に飛び回る大アクション。世界観がカッコいいし、性格や容姿の違うヒロイン二人が、可愛くて掛け合い抜群に面白い。ファンタジー的なものを尖ったビジュアルで出されると、見入ってしまうねー。なかなか内容が弾んだ快作。どんどん続巻が出ると良いと思うよ。2020/10/11
眠る山猫屋
68
早く続きが読みたいな、としか言えない(笑)リバースロンドンとか、童話竜などの単語に混じって尸魂界なんて言葉まで散りばめられていたりして。バルゴくんの行く末も気になる・・・。早く続きが読みたいな。2021/01/04
雨
52
読み切り版も収録。相変わらずオシャレ。そしてキャラがかわいい。オスシちゃん、本当にかわいい。2020/10/05
トラシショウ。
43
「約束を破ったからしょうがない?時間を過ぎたからしょうがない?しょうがなくない・あんた達みんなバカばっかり・誰も魔法が解ける本当の理由なんか解ってない」。英・ロンドン。歴史あるこの街には古より多種多様な「ドラゴン」が棲息しており、市民の死因の72%と多様な資源としての両面を備えて裏世界「リバース・ロンドン」に管理されていた。これはそこで笛吹き隊(パイパーズ)に在籍する二人の魔女の物語。エンジン全開で厨二病(笑)。祝え!オサレ師匠の新たなる降臨を!(既に時節を外れた挨拶・今月2回目)(以下コメ欄に余談)。2020/10/09
美周郎
38
この人の作品テンポがとても好き。情報絞りすぎたり出し過ぎだったりで自分にペースが合わない作品は結構ある。いつまでも料理が来なかったり、卓上に置けないほど一度に出されたりではない適量を適切に給仕されるとこんなにリッチな気分で食が進むものなんだと痛感。2020/10/05