内容説明
女性芸人・尼神インター誠子の初エッセイ本。書名の「B」は「ブス」を意味する。
子供のころからBと言われ続けている彼女だが、Bであることを受け入れ、今ではむしろBの方が楽しいと思うようになった。
そんな彼女のしなやかな強さを、笑いと涙をちりばめたエッセイに! 少女時代の思い出から、家族のこと、お笑いのことまで、未公開のストーリーをオール書き下ろしで一冊に。
幼いころの写真も大公開。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つやこ
1
誠子さん、なんて可愛らしい人なんだ! 人のいいところを説明するときの文章が生き生きしているところに、誠子さんの心の美しさを感じた。誠子さんはもちろん、紹介される芸人さんのこともより大好きになった。この方は周りを笑顔にする天才なんだろうなあ…本当に素敵です。 相方の渚さんとの関係性の変化もすごくいいな…と思いました。Bがテーマのエッセイだけれど、終始笑いながら読みすすめていける作品。芸人としてのサービス精神も感じられる素敵な文章、好きです。2021/02/27
しゅんぺい(笑)
1
B=ブス、を外在化して語ったような本。趣向が新鮮でおもしろかった。Bを自分自身も笑い飛ばせて、受け入れられたときにほんまに自由になっていくんやろうなって読んで感じた。囚われから解放される瞬間。2021/02/07
kawako.
0
当たり前だけど、人は容姿がすべてじゃない。できるだけ明るく前向きにニコニコして生きていたら、幸せって舞い込んでくるんじゃないかなと、自然と思わされる本だった。2021/09/09