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内容説明
なぜ、格差は固定化され、貧困は広がったのか。気鋭の経済学者がグローバルな視点から日本経済の現状に警鐘を鳴らし、「共に生きる」社会を実現していくための新たな提言を行う。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
セレーナ
7
普段行かない図書館でその場で読み切るのに丁度いいと手に取った。 全体的にアベノミクスへの批判と、自己責任論等による分断を説いている。リーマンショックの一対一の信用ありきに賃借であれば起きなかった等、話があまり纏まっていない印象。思いやりと共感をうたっている。ギグワークは労働者を部品として使い捨てにしやすく、分断を煽ることで連携を取れなくすることに、使用者にメリットがあるとはその通りだと思った。2023/04/15
まろまろ
3
自分と異なる他者を思いやる。他人と支えあうことで生かされていることを自覚しよう。小さき者たちが生き生きとしていること、それが共生の証明だろうか。2021/10/07
山崎にう
3
図書館本。アベノミクスをアホノミクスと呼び、巨大企業に阿る労働者軽視の経済政策と批判する筆者が、グローバル資本主義社会における豊かさの中の貧困をどのように乗り越えるかを論じた1冊。理想が高く実現は難しそうだが、それでも、香港、中東などの実例を出して、日本でも出来ないことはなさそうだ、と思える点が良かった。2021/01/19
のせなーだ
1
「協和+信頼+非一国主義」理想ですね。グローバル市民主義。人類は共生きしなければ共倒れの現実。豊かさの中の貧困状況が大多数のはずだからこそ共感性が必須なのにね。無関心、無感動、無責任の3無が現実。想像力欠乏症では他者の痛みはわからない。共に生きるための労働運動の芽生えがないまま、暗いな。2024/08/19
takao
1
ふむ2021/05/15
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