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内容説明
いわゆる「良い子」や「いい人」ほど現代社会では生きづらさを抱えている。
あなたの生きづらさはどこから来たのか。
子どもを愛するがゆえに、子どもに期待して干渉する。
そんな親からの「やさしい暴力」を免れている家庭は、今の日本には少ないかもしれない。
波風を立てず、空気を読み合って、相手の期待を裏切らないようにふるまううちに人は自分の欲求や願望をうしなっていく。
他者の期待を読み取り、それにこたえることが「自分の人生」になっていないだろうか?
誰の役に立たなくても、みんなと同じことができなくても、あなたらしい人生はそこにある。
不安、無力感、寂しさ、怒り、罪悪感に苦しむあなたを家族問題の第一人者である精神科医が、「やさしい暴力」から解放する。
かけがえのない「あなた」が自分らしく生きるために。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
meru
17
親子関係において親は知らず知らず知らずのうちに子どもを束縛 もっとひどい言葉でいうと虐待にあたる。よくよく考えてみれば、この子の将来の為に習い事 塾 と生活費から捻出し、良い親と満足し‥ しかしそれは子どもにとって本当に幸せなことなのか?重荷になっていることも少なからずある。バランスはそうとう難しい。子どもが大人になった時 親が習い事をさせてくれたおかげで、と思ってくれたら肩の荷が降りるかも2021/01/26
スリカータ
12
著者はアダルト・チルドレンを提唱した精神科医。親の共依存による暴力を説く。子育ては終わったけど、本書を読むと自分の子育てはこれで良かったのか分からなくなり、あれこれと回想してしまう。親自身が叶えられなかった夢を子供に肩代わりして入れ込むことに対しては昔から違和感があったので、これだけはしないようにして来たけど、これも優しい暴力の一つだった。2020/12/02
Jas
8
『現実の自分の生活が息苦しかったり問題があると感じたりしたら、いつでも自分が考えている「もう一つ別の生活」に移ってもいいのだと思うこと。』『成長した人は静か』毎日この言葉に触れ、心がけて生きたい。自分の人生を自分で選ぶ。『「もう一人の自分」を考えたとたん、生活は具体的に変わる』私は今の自分の生活を変えたい。ロボット化が起こっている今の生活を変えたい。自己顕示欲ではなく、自分が喜びを感じる形で、静かに自分を表現して生きたい。「生きがい」「生きる」2022/07/18
okaching
6
傍からみるとこういった家庭の異常性を感じる。親の共感性や温かみがなく、支配性が強い。なんとか子どもにとって良い環境にしてあげたいと思うが、親が変わるはずもなく、何もできないで手をこまねくだけ。子供は家族を維持するために自分を抑え、親の顔色を伺う。その結果低い自尊心、境界のなさ諸々を持ち大人になっていく。まさに虐待の連鎖。2022/10/14
ゆりたん
2
着眼点、踏み込んだ姿勢は素晴らしく、一種の救済を感じられる。欲をいえば一つの項目に対してもう少し(せめて、あと2ページ)書いていただけたらなあ…一つ一つがとても気になる項目であった為、もっと掘り下げて読みたくなった。2023/04/15
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