プレ更年期の漢方 - まいにちの食で体調を整える！

著者名：杏仁美友

つちや書店（2020/09発売）

• ISBN：9784806916901

内容説明

のぼせ・ほてりには豆乳、冷えには羊肉、むくみにはとうもろこし、目のクマ・たるみにはにら、ストレス・イライラにはセロリ……など、身近な食材で不調を改善できることをご存じですか？　自分の体質と体調に合わせて食材を選ぶことで、プレ更年期特有の不調がやわらぎ、治癒力も高まります。プレ更年期世代におすすめの食材68種類とかんたんレシピをご紹介！

監修　杏仁美友
一般社団法人薬膳コンシェルジュ協会代表理事。国際中医師、中医薬膳師、漢方&薬膳アドバイザー。漢方薬や薬膳で自身の体調不良を改善したことをきっかけに、漢方や薬膳の世界に興味を持ち始める。2011年に薬膳コンシェルジュ協会を設立し、学んだ知識がすぐに役に立つ薬膳コンシェルジュや、薬膳茶エバンジェリストの資格講座の運営にも力を注いでいる。レストランのメニュー監修、総合情サイト「All About」漢方・薬膳料理ガイド、薬膳サプリの商品開発、講演会なども精力的におこなう。『マンガでわかる おうちで簡単！ 薬膳・漢方』『五性・五味・帰経がひと目でわかる食品成分表』（池田書店）、『超カンタン！ 漢方・薬膳』（エイ出版社）、『いたわりごはん。』（オレンジページ）など監修・著書多数。

目次

目次（一部抜粋）
PART１　その症状プレ更年期かも？
35歳を超えてからこんな症状ありませんか？／女性は「7」の倍数で体が変化します
薬膳でプレ更年期の症状が改善できる理由
PART２　症状別 プレ更年期を改善する漢方ごはん
【婦人科系など女性特有の不調】冷え性（羊肉、エビ、シナモン）／貧血（牛肉、ナツメ、マグロ）／生理痛（よもぎ、黒豆、紅花）／生理不順（当帰、イカ）／PMS（ローズ、ジャスミン、ナツメ）
【プレ更年期によくある不調】のぼせ・ほてり（豆乳、トマト）／便秘（はちみつ、松の実、黒きくらげ）／多汗（五味子、梅）／めまい（黒豆、はと麦、ひじき）／頭痛（金針菜、しそ、菊花）／肩・腰のこり（葛根（葛粉）、にら、クコの実）／疲れ・だるさ（はと麦、ナツメ、鶏肉）／むくみ（とうもろこし、冬瓜、昆布）
【髪・肌・体系など外見の衰え】しみ（紅花、パセリ、なす）／しわ（白きくらげ、長いも、ツバメの巣）／皮膚のかゆみ（豆腐、緑豆、クラゲ）／白髪・薄毛（黒ごま、くるみ）
【精神的トラブルなど心の不調】ストレス・イライラ（セロリ、緑茶、トマト）／不眠（ゆり根、生姜）／くよくよする（ナツメ、ゆり根、小麦）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ブルーツ・リー]

東洋医学に興味を持ち始め、薬膳につても学び始めた。 結局、西洋由来の食事療法というのは極に走ってしまう所があって、コカ・コーラばっか飲んだかと思ったら、急にヴィーガンに行ってみたり、中庸というものを知らないようにも思われる。 東洋医学に置いては「バランス」が求められて、いくらいい食物であっても、それだけを食べればいいという訳ではなくて、個人に合わせて、バランスのいい所に持っていく事こそが目標となっている。 本格的な薬膳を食べられるかどうかはさておき、普段の食生活の中で、見直せる箇所はありそうだ。

2023/09/15