内容説明
臨床研究を行う上での大切な第一歩である「研究の骨組みづくり」について、読みやすく解説されたロングセラー書籍の第3版。「よいクリニカル・クエスチョンを考えつかない」という現場の声を受け、福原先生が「どうやったら、よいクリニカル・クエスチョンを思いつくことができるか」についてエキスパートと対談された様子が新たに収録されている。さらに、「クリニカル・クエスチョンを見つけ、整理する 実践ガイド」も追加された。臨床研究を始める際はもちろんのこと、始めてしまってからでも、ぜひ読んでおきたい1冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shin_ash
4
リサーチ・クエスチョンは意識はしているが、そう言えば我流だったので改めてそう言う本を読んでみることにした。PICO(PECO)なるフレームワークが気になったと言うのもある。本書は医療従事者向けなので、医療従事者にとってわかりやすいであろうヒントや考え方が書いてある。しかし、リサーチ・クエスチョン自体は問いなり仮説なり立てる場合には必要となる普遍的なものなので門外漢でも参考になる。現場向けに書かれているせいかページ数も少なく読みやすい構成になっている。自分の領域用に再整理して理解すれば有用だと感じた。2023/02/01
Schuhschnabel
2
臨床医など臨床研究の経験がない人を対象に、臨床研究の計画を立てるとき、どのようなことに気をつければいいのかがまとめてある。公衆衛生の大学院に行けばまず初めに習う内容ではあると思うが、そういう選択肢があまり浸透していない日本では、本書のような枝葉末節を省いた手引書が重宝されると思う。2018/02/14
PukaPuka
1
私は学位論文はfMRI実験で、臨床研究を師匠についてみっちりやったことがなく、そういう、手探り独学で臨床研究をしないといけない人には、基礎的な疑問が解ける本であった。2017/05/28
masaki.taki.79
1
意外としっかり勉強出来ていないことが多い内容と思う。とても勉強になりました。2016/02/11
Satoshi Tanaka
0
本書は臨床研究をテーマとしているが、漠然とした疑問を検証可能かつ意味のあるものにするというプロセスは、様々な手法に応用できると感じた。さらっと1時間くらいで読めるわりにはコアの部分を学べて満足。2018/10/05
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