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内容説明
現在、ITの最先端は量子コンピュータです。そして、この量子コンピュータの開発に先んじたものが、世界の覇権を握ると言われています。そのすごさは、量子コンピュータの計算速度が、現在のスーパーコンピュータの15億倍であることです。この計算速度の速さは、暗号通貨の使用を不可能にし、軍事機密を丸裸にし、宇宙戦争でも勝利を収める基礎になります。現在、この量子コンピュータの開発をめぐって、米中が競争を繰り広げています。本書では、量子コンピュータの基礎からデジタル戦争の現実までを、『「5G革命」の真実』の深田萌絵さんが、わかりやすく解説します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キク
42
何かを語ろうとする全ての作家に、個人的な好き嫌いとは別に、敬意を払うようにしている。でも、自分の意見で読者を染めようとか、小遣いが稼げればそれでいいとかやってる本を読むと、生理的な拒絶反応がすごく出る。そういう本って少し読めば大体わかるから、普段は距離を置くんだけど、量子コンピュータの入門書に見せかけて自分の中国への意見を主張するという斬新で失礼なやり方を途中まで気付けなかった。未読になった本は登録しないんだけど、「こんな本を途中まで読んじゃうなんて、僕も本好きとしてまだまだだ」と戒めで登録しておきます。2021/05/22
Honey
14
1,2章は量子コンピュータについて概略というか、大体のイメージを説明。3、4章で、まさに全人類監視システムの覇権を狙う各勢力の動静。ビッグデータをめぐって、ますます力を増すGAFA。経済ボロボロと言われている中国の侮れない戦略。一見落ち目のソフトバンクも、台湾マフィアと連携。親日台湾の別の顔。いろいろ衝撃満載。で、ここには日本は全然出番なし(悲)ですが、ようやく5章で、日本の進むべき道が…あとがきだけでも、多くの人に読んでほしい1冊です。2020/06/11
Rebel 001
8
インテルの創業者であるゴードン・ムーアが提唱した「コンピューターの処理能力は18カ月で2倍になる」というムーアの法則が限界を迎えつつある中、アメリカと中国が世界の覇権をかけて争っているのが量子コンピュータだ。量子コンピュータの得意とする「最短経路問題」と「暗号」を掌握し、「監視」と「個人情報収集」でデジタ全体主義社会を造り上げようとする中国の過誤出来ない戦略を国際社会の事象をもと記されている。それに対するアメリカの対中国戦略も、表の報道では決して報じられない内容か分かりやすく解説されています。2020/06/06
美東
7
文系向けなので、サクサク読めた。2020/07/27
keitakenny
6
いつものように米中攻防の真相についてを量子コンピュータからみる 表沙汰にならない事案は興味深い2020/07/23
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