ラストベルト都市の産業と産業政策 - 地方都市復活への教訓

個数:1
紙書籍版価格
¥3,300
  • 電子書籍

ラストベルト都市の産業と産業政策 - 地方都市復活への教訓

  • 著者名:太田耕史郎
  • 価格 ¥3,300(本体¥3,000)
  • 勁草書房(2020/10発売)
  • ポイント 30pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784326504657

ファイル: /

内容説明

本書は米国の中西部にあるデトロイト、ピッツバーグ、ミネアポリス/セントポール、シカゴ、クリーブランド、コロンバス、シンシナティの7都市を題材とする。これらの都市は産業構造の転換や都市の再開発による企業と人材の維持・誘致を積極的に推進してきた。惨状から脱出するための取り組み、地域産業政策の重要性を教えてくれる。

目次

まえがき
凡例

序論 本書の視点
 0.1.狭義・広義の地域産業政策
 0.2.エコシステム
 0.3.繁栄からの遺産
 0.4.日本の進出企業

第1章 米国中西部の概観
 1.1.米国中西部の画定
 1.2.発展と衰退の歴史
 1.3.発展と衰退の要因
 1.4.大学――新技術・新産業の基盤
 1.5.大企業
 1.6.繁栄の遺産

第2章 デトロイト:ラストベルト都市の代表事例
 2.1.はじめに
 2.2.主要産業
 2.3.都市と産業の発展・衰退
 2.4.衰退の原因
 2.5.最近の動向
 2.6.おわりに
〈都市の発展に貢献した一族・人物:D.ギルバート〉

第3章 ピッツバーグ:新産業育成による都市再生の事例
 3.1.はじめに
 3.2.主要産業
 3.3.大学と新産業
 3.4.狭義の産業政策
 3.5.都市の再開発
 3.6.慈善活動
 3.7.おわりに
〈都市の発展に貢献した一族・人物:メロン一族・R. K.メロン,ハインツ一族〉


第4章 ミネアポリス/セントポール:産業多様化と生活環境整備による都市発展の事例
 4.1.はじめに
 4.2.都市と産業の発展
 4.3.主要産業
 4.4.スピンアウト,スピンインなど
 4.5.大学
 4.6.生活環境
 4.7.政策
 4.8.慈善活動
 4.9.おわりに
 付録:デトロイト,ピッツバーグとMSPの都市圏の産業構造
〈都市の発展に貢献した一族・人物:ピルズベリー一族,デイトン一族〉

第5章 クリーブランド,シンシナティとコロンバス:伝統的に製造業への依存が高いオハイオ州の3都市の事例
 5.1.はじめに
 5.2.クリーブランド
 5.3.シンシナティ
 5.4.コロンバス
 5.5.おわりに

第6章 シカゴ:観光産業振興などによる都市発展の事例
 6.1.はじめに
 6.2.企業と産業
 6.3.起業家とベンチャー企業
 6.4.大学
 6.5.産業政策
 6.6.財政と公共サービス
 6.7.人種問題
 6.8.おわりに
〈都市の発展に貢献した一族・人物:プリツカー一族,クラウン一族〉

第7章 まとめ:地域産業政策への示唆
 7.1.はじめに
 7.2.産業政策
 7.3.地域連携
 7.4.公共サービス
 7.5.財団など
 7.6.おわりに

追記:旅行記

参考文献
人名索引
都市名索引(都市圏を含む)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くらーく

0
知は力だな。2020/01/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14341448
  • ご注意事項