モバイルメディア時代の働き方 - 拡散するオフィス、集うノマドワーカー

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モバイルメディア時代の働き方 - 拡散するオフィス、集うノマドワーカー

  • 著者名:松下慶太
  • 価格 ¥2,970(本体¥2,700)
  • 勁草書房(2020/10発売)
  • ポイント 27pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784326550821

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内容説明

長時間労働や過労死の危機感は募り、働き方改革が急がれる。そもそも私たちは働きたくないのか?いや、「働きたいように、働きたい」のだ。モバイルメディアが普及した現代の「働き方」は、何がどう変わったのか、変わっていないのか。日本のみならず世界各地でのフィールドワークに基づき、働き方への新しい視点と可能性を提供する。

目次

はじめに

序章 メディア論から「働き方」を考えることの意義
 0・1 メディア論と働き方との交差点
 0・2 「第四次産業革命」と「人生一〇〇年時代」
 0・3 「ワークプレイス」への注目
 0・4 本書の姿勢

第一章 モバイルメディア、ソーシャルメディア時代
 1・1 モバイルへの集約とモバイル・ファースト
 1・2 二〇一〇年代におけるメディア・コミュニケーションの捉え方
 1・3 オンラインとオフラインの境界の曖昧化

第二章 ソーシャルメディア時代の場所論
 2・1 「場」を巡る動き
 2・2 「空間(Space)」と「場所(Place)」
 2・3 再びワークスタイル、ワークプレイスへ

第三章 オフィスの拡張と拡散
 3・1 クリエイティブ・オフィス
 3・2 オフィスに行かないという選択:テレワークの拡張
 3・3 ノマドというワークスタイル
 3・4 オフィスの拡張か、拡散か

第四章 コワーキングスペース
 4・1 コワーキングスペースの登場
 4・2 コワーキングスペースにおけるファシリテーションとセレンディピティ
 4・3 コワーキングスペースのビジネス的価値
 4・4 コワーキングスペースのコミュニティをどのように捉えるか?

第五章 ワーケーション
 5・1 ワーケーションの登場:余暇で仕事を、仕事を余暇で
 5・2 ワーケーションとローカル
 5・3 ワーケーションにおける「エフェメラルなコミュニティ」
 5・4 ワーケーションの意味

第六章 私たちの働くはどこに向かうのか?
 6・1 これまでの議論を振り返って
 6・2 ワークプレイスの未来
 6・3 ワークスタイルの未来

参考文献
おわりに
索引

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shikada

11
オフィスに縛られない働き方についての、2019年時点での総まとめ的な一冊。スマホ文化の浸透、オフィスの変容、リモートワーク、コワーキングスペースの台頭、ワーケーションといったテーマを、豊富な具体例で説明している。都市論やコミュニティ論にまで突っ込んで論じているのが、読んでいて嬉しかった。ノマドな働き方の増加に伴って、都市やコミュニティもまた変化し続けている。個人的には、従来式のオフィスワークにも一定の合理性があると考えているけれど、いっぽうでこうした働き方が増えていくことは歓迎すべきだとも思っている。2019/10/05

BMI-22

1
ワーケーション:仕事と休暇を組み合わせた造語。狙いは業務への活力、家族と過ごす時間の増加、地域活性化。2019/08/12

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