実務成年後見法

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実務成年後見法

  • 著者名:松原正明/浦木厚利
  • 価格 ¥5,720(本体¥5,200)
  • 勁草書房(2020/10発売)
  • ポイント 52pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784326403721

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内容説明

後見等の開始、職務と権限、監督、家裁の監督、終局、任意後見契約、信託、記録の閲覧・謄写、登記といった実務家が理解しやすい構成をとって、まずは基本を深く理解することが重要とのスタンスから、法制度、裁判例を丹念に示す。あわせて制度の理念にそった実務を遂行するに参考となる家庭裁判所における運用も可能な限り詳説。

目次

序章 各章の概要

第1章 成年後見制度の概要及び課題
 I 成年後見制度改正の経緯
 II 成年後見制度の成立
 III 成年後見制度の改正点
 IV 成年後見制度の理念
 V 成年後見関係制度の実情及び問題点
 VI 利用促進法及び円滑化法の成立

第2章 成年後見事件等の開始
 I 対象者
 II 成年後見人・保佐人・補助人
 III 申立権者
 IV 申立手続
 V 審判等
 VI 成年後見等開始の審判による資格制限等
 VII 審判前の保全処分
 VIII 渉外事件

第3章 成年後見人等の職務と権限
 I 成年後見人の職務と権限
 II 保佐人・補助人の職務と実務

第4章 後見等監督
 I 概要
 II 後見人候補者等の検討
 III 成年後見監督人
 IV 後見等監督(後見人等の不正行為の防止)
 V 後見人に対する家庭裁判所の監督責任

第5章 成年後見人に対する家庭裁判所の監督責任
 I 裁判官の不法行為を理由とする国家賠償
 II 行政庁の規制権限不行使についての違法性
 III 家庭裁判所による後見監督についての違法性
 IV 前記裁判例の事案検討

第6章 成年後見の終局
 I 終了事由等
 II 成年後見制度の利用促進と円滑化

第7章 任意後見
 I 概要
 II 任意後見契約の締結
 III 任意後見の開始(任意後見監督人の選任)
 IV 任意後見人の職務の遂行
 V 任意後見監督人の職務の遂行
 VI 任意後見人の解任
 VII 任意後見契約の解除
 VIII 任意後見監督人の辞任・解任
 IX 法定後見制度との関係
 X 任意後見契約の終了

第8章 後見制度支援信託
 I 概要
 II 運用状況
 III 手続の流れ
 IV 今後について
 V 補:後見制度支援預金制度

第9章 後見等事件の記録の閲覧・謄写
 I 概要
 II 当事者からの閲覧等の申請
 III 利害関係人からの閲覧等の申請

第10章 後見登記
 I 成年後見登記制度の概要
 II 登記所,登記官
 III 登記事項
 IV 登記嘱託及び登記申請
 V 登記事項の証明

判例索引
事項索引