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内容説明
この国のよさは、「強さ」や「一貫性」ではなく 「一途で多様」なことにある。万葉集から司馬遼太郎まで、メディアや表現を横断する〈日本的編集〉の方法を辿り、日本社会と文化の様相を浮かび上がらせる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
92
松岡さんの文庫版千夜千冊が19巻で終了したようなので、この本を読んでみることにしました。日本という国を歴史的に分析しておられます。松岡さんが過去に読みこんできた様々な文献をもとに日本がどのような考え方などを基に今までに至ったかをわかりやすく説明してくれています。松岡さんにならいこれらの文献を少しでも読んでいこうと考えています。2021/03/13
スプリント
12
日本文化論です。 博学っぷりにいつも驚嘆します。 2021/05/03
たかっさ
5
2020年発行の『日本文化の核心』を読んでいたら、”復習(?)”になる本、かな。これほどの博覧強記とその編集は、いったい、一人の人が人生でやり遂げられるものなの?2025/02/10
MAGASUS藤丸
1
これは比較的新刊であり、日本橋丸善に平積みされていた。学ぶべきところが数多くあり、付箋だらけ。早く纏め上げたい。結局今回は、東の本が借りたくて図書館に行き、ついでに正剛を借りてしまったけれど、あまりの格差に東の本を読む気がしなくなったというのが本当のところ。33年ぶりにじっくり話した中央公論の編集長間宮淳は早稲田文学部時代に既に正剛の存在に気づいていたというが流石。西田幾多郎の章はまとめきれずコピーしたので別途参照のこと。このあたりの哲学的素養が今の自分が渇望しているところでもある。2009/06/18
石
0
再読して、自分なりにまとめないとよく分からない。何でも、編集、で整理しようとしてる感じがあるが、いきすぎでは?2022/05/02