内容説明
親子一体の人生ゲームはやめよう! ――作文教室でわかった小学生との付き合い方。凶悪犯罪を生む中学生社会に欠けているもの。突飛なファッションをする女子高生をどう考えるか……などなど、身勝手な若者に爆発する前に問いたい教育の本質とは? 大人は子供にどう接するべきか、塾の先生や教育実習の経験もある作家がこだわり続けた、大納得の書!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kaz
5
「最近の子どもは・・・」という言葉を耳にしてから二十年近くが経つ。あれは「酒鬼薔薇」事件の頃だったか。要するに、いつの時代も、子どもを理解できない口実を自分の頃と比べて述べているに過ぎない。今の子は、30年前の子どもが親となって育てたもの。そしてそれを育てたのは、これまた30年前の子ども。そう考えると、すべてつながっているのだということを、いろいろな視点から説いてもらいました。なかなか骨のある著作です。2015/03/03
K Fussan
1
★★★★★2005/01/26
kyo-204
1
親は子を別人に育てよう。2013/01/04
虎男
1
国語は言葉を使う能力を高める教科。/B2011/12/11
さかきばら
1
少し古い本(文章が書かれたのは10年前くらい)なんだけど、かなり本質的なところに突っ込んでいる本で、今も一読の価値がある。特に、本の中に何度もでてくるモチーフ「しっかりと向き合うのが基本」「子どもは親の一部ではない」「特異的な事例を挙げて論を語るべきでない」あたりは、教育に携わってない人でも、心すべき。他のジャンルの議論にも、まったくもって通用する話。2009/01/19
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