講談社文庫<br> 雪の進軍

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講談社文庫
雪の進軍

  • 著者名:阿川弘之【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 講談社(2020/09発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062730884

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内容説明

意見・感想・評論・ぼやき。名手の軽妙な語り口による、滋味あふれる名随筆集――躁状態のマンボウ先生、泰然自若の奥本ファーブルとの座談会のおかしな顛末を記した表題エッセイのほか、戦争や政治への意見感想・辛口批判、国内外への旅や旨いものの話を交え、ユーモアたっぷりに綴る名随筆集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちばと~る

13
テレビタックル等でおなじみの阿川佐和子さんのお父上 阿川弘之先生のエッセイ集。90年代に書かれた物なので、消費税導入に対する竹下登総理への大批判などネタは古いけど〜戦前、戦中の大物政治家目撃談とか面白い!!近衛文麿邸の目の前で下宿してたので〜東条英機やら松岡洋右やら見てたらしい。佐和子さんの命名の由来って…師匠である志賀直哉先生の思い出とかもしみじみ。あと、重松清さんの『青い鳥』に出てきたカエルの歌。草野心平さんも登場!!2013/03/14

あられ

1
文章が太い。どのエピソードも筆者の独特の考え方で紡ぎだされている。政治的傾向だとか、時に苦笑したくなる頁もあるが、どの話題も、裏打ちされた理論や独特の感性がきっちりと感じられた。古典を読み、歴史を学び、その上で物語を書くという昔ながらの作家の在り方が良い悪いではなく、一つの品位を感じさせる。学友とのどちらがゲーテかシラーかの論争は、情報が有り余るほどの現代でも、なかなか聞かれなくなった大いなる夢を感じるものだった。2018/03/22

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