富士見ファンタジア文庫<br> 我が魔道書は此処に在り 没落貴族と魔道学院

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富士見ファンタジア文庫
我が魔道書は此処に在り 没落貴族と魔道学院

  • 著者名:大黒尚人【著者】/白井鋭利【イラスト】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • KADOKAWA(2020/09発売)
  • 夏のおとずれ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~6/22)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784040738116

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内容説明

闇討ちを受けて壊滅した没落公爵家の令嬢ルネと騎士アルト。貴族の誇りである魔道書を毀した宿敵を伐ち、家門を再興すべく、ふたりは波乱と激動の魔道学院に入学する。気高き使命と矜持を胸にふたりは学院を駆ける!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

34
七年前に陰惨な闇討ちを受け、大切な魔道書を失う最悪の形で壊滅した名門ロレーヌ公爵家。残された幼き令嬢ルネと騎士アルトが、宿敵への報仇と家門の再興を誓ってベルン帝立魔道学院の門を叩くバトルファンタジー。帝国随一の荘厳な学び舎に入学した彼らが、否が応にも巻き込まれていく七年前の謀略に潜む黒幕との戦い。切磋琢磨するライバルがいて、支えてくれる姉のような存在がいて、明らかになってきた七年前の因縁と、なかなか強大な仇敵相手にどのように戦っていくのか、物語をどこまで広げていけるのか、今後に期待したい新シリーズですね。2020/09/20

まるぼろ

24
とある理由で名実ともに没落したロレーヌ公爵家の遺児であるルネとその従者のアルトは、ロレーヌ家としての「御家再興」を目標と定めてベルン帝立魔導学院へ入学するが…というお話です。想像以上に面白かったです。心優しくも芯の強いルネと、言葉通りな従者で騎士で…なアルトの覚悟の決まったコンビも読んでいて楽しかったですし、また思った以上に肉体言語的な魔導バトルも読み応え十分でした。ベアトリスもいい友人枠かと。今巻だけでも色々と布石が出てきましたが、そのそれぞれの思惑が次巻以降どう話として進んでいくのか非常に楽しみです。2020/10/20

まっさん

21
★★★☆ 超が付くほどの王道ファンタジー物。父親を暗殺者に奪われ、貴族の誇りである魔道書を奪われた少女とそんな彼女に付き従う少年が、家を再興し自らを陥れた宿敵への仇討ちのために伝統ある魔道学院に入学する話。全体を通して非常に丁寧な構成となっており、良く言えば王道作品と言えるものの、若干テンプレ味を感じる部分もあり、展開が予想しやすかった所は少し面白みに欠けたかなと思ってしまう。しかし、学園要素に復讐要素、ボーイミーツガール要素と総じて万人受けする要素が詰め込まれているため、大きく外す事もないであろう作→2021/01/03

のれん

18
とてもスタンダードな作品。 設定展開どれもが分かりやすく、文章もこなれた感じで読みやすい。 しかし逆に言えばありきたりでもあって、一〇年前に出ても何ら違和感を感じない。何時の世も人気ジャンルはあるだろうけど、良作になるのは惹きつけられる個性に他ならない。 丁寧だけど目を引くものがないのは厳しい。 あと、呪文とかも分かりやすいんだけど、もうちょっと固有ワードとか独自設定とか欲しかったなぁ。こんなんやろうな、とサクッと予想できてしまうのは残念。2020/09/19

げんごろう

16
秘めたる力で名門へ返り咲こうとする展開はまさに王道。そして貴族と騎士の主従愛。今後これに恋愛という要素を加えたら更なる盛り上がりが期待できそう。オーソドックスな話ではありますが、大きな可能性を予感させられる作品。次巻も楽しみです! 2020/10/01

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