本当はごはんを作るのが好きなのに、しんどくなった人たちへ

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本当はごはんを作るのが好きなのに、しんどくなった人たちへ

  • 著者名:コウケンテツ【著】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • ぴあ(2020/09発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 390pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784835639826

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内容説明

人気料理研究家・コウケンテツ初の書き下ろしエッセイ!
おうちごはん作りに疲れてしまったすべての人へ寄り添う一冊。

料理研究家だって、
毎日のごはん作りはしんどいんです

「僕にとって、そもそも料理をすることは「楽しみ」でした。
日々のごはん作りはもちろん、料理研究家として仕事を始めてからは、
いろいろなレシピを生み出すことにやりがいを感じていました。
ただ、それは結婚して子どもが生まれる前の記憶。
子どもが生まれると、なんだか料理作りがしんどい。
考えるのが面倒だ。今日は作りたくない…… 。
そんな日が増えていったのです」

「毎日のごはんを作るのは終わりなき戦いのようなものです。
作っても、作っても、作らないといけないんですから。 」

「子どもの保育園の着替えを洗濯して、風呂掃除もしなければ。
やらなければいけない仕事もまだ残っているのに…… 。
今日は一汁一菜も無理な僕は、料理家以前に人間失格なのでは…… 」

「スーパーで販売している焼き鳥やコロッケも朝ごはん代わりの菓子パンも
僕にとってはいざというときに頼れる「駆け込み寺」的な存在」
(以上、本書より)


仕事として、家事として、趣味として、長きにわたって料理と向き合ってきたコウケンテツ氏が、
毎日「おうちごはん」を作っている人の気持ちを少しでも軽くしたい、
気持ちに寄り添いたい、作る人が元気になるような本を作りたい、
という気持ちから生まれた本作。
エッセイのほか、料理の「手間」を排除する実用レシピもたっぷり掲載。
「おうちごはん」を作ることがしんどくなってしまったすべての人へ届きますように。


( もくじ )
はじめに 「手料理に追いつめられて」
第1章: 「ねばならない」にさようなら
第2章: 理想と現実の間を埋める方法
第3章: 考えたくない日の「手間」を排除する
料理が本当に楽になる実用レシピ

( 掲載レシピ一部 )
・ 鶏手羽としいたけのさっぱり煮
・ ベーコンチーズかぼちゃサラダ
・ レタスとハムのレンジ蒸し
・ キムチときゅうりで即席オイキムチ
・ 豚と野菜の蒸ししゃぶ
・ 鮭の和風チーズホイル焼き
・ 鶏の塩焼き
・ 豚こまと春雨の中華炒め
・ トマトときゅうりの中華サラダ
・ しいたけの炒めナムル、にんじんの炒めナムル、なすの焼きナムル
・ 鶏手羽の塩スープ
・ クイック味噌チゲ
・ YouTubeで大人気! 野菜たっぷり豚プルコギ

おわりに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mariya926

141
料理研究家がこんなことを!?と思うことが何度も書いてあり、主婦に寄り添ってくれている感じです。確かに料理って微妙ですよね。結婚したばかりの頃「韓国料理を習いに行きたい」と言ったら「姑に習いなよ」と言われてヤル気をなくしましたが(姑は料理が下手です。舅や義兄は姑の料理が苦手です)子どものためには作らなければいけない…栄養も考えて作ってもあまり食べない😢毎日がこの戦いですよね。『しなければならない思想』は捨てていいのだなと思いました。YouTubeでこの方の料理を参考にしてみます。2021/07/25

ルピナスさん

83
帰宅し夕食を作る時のスマートウォッチ上の私のボディバッテリーは100のうち5(恐らく機能上これが下限)。しんどいなぁ。コウケンテツ氏でも「土井善晴先生、今日は一汁一菜も無理です」と思う事があるとは!食事の用意に慣れた私の体が自動的に動き、経験の力と気合で夕食を用意できる毎日。でも、息子に「お弁当に冷凍食品を使わないで」と言われた時には怒りで体がワナワナ。色々な国に住んだが、料理の作り手がこんなに長い時間台所に立ちワールドワイドな料理を用意する国はなかった。食を巡る沢山の「ねばならない」におさらばしよう。2023/05/10

ぶんこ

61
「料理に必要なのは愛。」と昔から言われ続け、冷凍品や市販のお惣菜を手抜きとみなす風潮があります。その為に夫婦とも働いていて、なおかつ小さなお子様もいる家庭の働く主婦は大変です、専業主婦だからといっても大変で無いとはいえないのです。そんな悩める人への優しい気持ち、言葉が溢れていました。料理には気力体力が必要でもあります。そして何より必要なのが「心と時間の余裕」と書いてありました。激しく共感!長い時間立っていられなくなって、料理が苦痛になってからは、カット済みの冷凍野菜、フードプロセッサー等々便利家電を重用。2021/07/29

kayo

50
やらなくちゃいけないからやっているのであって、ごはんを作るのは私は決して好きではないと自覚する今日この頃。「一汁一菜でもしんどい」「手料理は余裕のバロメーター」とコウさんも仰っています。深く同意。インスタントでもレトルトでもスーパーのお惣菜でも良い、家族のお腹をいっぱいにしてあげて!その言葉ですら、ワンオペだったり、家族が多かったりという方は重荷に思う人もいるでしょう。「食べるものが体を作る」確かにそう。でも、その考えに縛られないように、毎日そうである必要はないよ。ごはん作ってる人にみんな優しくしてね。2020/12/16

kum

38
まさに私がこれだわ、とタイトルに吸い寄せられた。家事の中で一番好きなのが料理で、何年も作っていればそこそこ手抜きの術も身につけている。完璧主義なわけでもない。でも来る日も来る日もごはんを作ることのしんどさは、それとは別の話。簡単に作れるレシピや時短テクニックも参考にはなるけれど、それよりもそのことをわかってくれる人がいるというだけで救われるものがある。あとがきの「自分自身を労ってあげてください。心からありがとう。」の言葉にちょっと泣きそうになった。2022/01/14

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