― リリースレッド 怪異の起こる街

著者名：誰でもない【著者】

KADOKAWA（2020/09発売）

• ISBN：9784048968447

内容説明

ぬいぐるみのボイルとともにN街に住むリリーは、怪奇現象についてまとめたWEBサイト「リリースレッド」の更新が趣味だ。
日々更新されるも、なかなかアクセスできない「リリースレッド」。
しかし、アクセスしたN街の住人たちを中心に、街では奇妙な出来事が広がっていく……。


予測不能、想定外の結末にSNSでハマる人続出！

短い話の中で散りばめられる伏線、いくつも考えられる物語の意味に推測が止まらない！

何度も読み返したくなる、珠玉のショートホラー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Ｑ]

リミテッド ●100日の命　母の愛があったから今まで生きてこられた。　お母さん、産んでくれてありがとう。お母さんの子供に生まれて本当によかった。 ▷よくわからない内容もあったが、概ね面白かった

2021/05/29

[アルカリオン]

KindleUnlimited ショートショートをコミックで表現したような作品で面白かった。ジェットコースター的に連続して意外な展開を叩き込んでくる。たまにYahooニュースで漫画が取り上げられている作家さん▼「将棋」は叙述トリック的でよく練られている。読み返してみると、図地反転を味わえる▼「フクさんのベンチ」がイチオシ。

2021/04/19

[葵マコ]

一気に読めました。ちょっと怖いホラーと思いきや、いい話だったり、クスッとしたり。帯に「何度も読み返したくなる仕掛け満載…」と書いてある通り、読み終わった後また読み直したくなります。ショートコミックだけれどひとつひとつが繋がっていく感じが後を引いて、あれ、この人と最初に出てきたこの人は関係が？なんて遡りたくなったり、そうやって頭の中で繋げていく行為も面白かった。

2020/12/04

[flatscan]

1話が4ページのショートショート。飽くまでホラーベースってだけで実際は色んな種類の話が。バラエティに富んでる。とは言え、ホラー色強めなのは確かなんで苦手な人は注意。あと各話の間に入っている「前後を繋ぐページ」が良くできていて感心。絵柄は不安定で線も荒いし、セリフ文字が手書きなのは意図してるんだろうけど、同人誌のノリに見えてちょっともったいない。でも、強烈なパワーを感じさせる1冊。全編何気に2色刷りだし。（稀によく分からないネタがあるが…自分の理解力の無さよ）　ホラー漫画好きにはお勧め。

2020/10/29

[mongoosenano]

ツイッターであがっていた作品+書き下ろし。オチが意外でいつも結末を予想しながらみるが、毎回新鮮でおもしろい。

2020/09/25