SDGs思考 2030年のその先へ 17の目標を超えて目指す世界

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SDGs思考 2030年のその先へ 17の目標を超えて目指す世界

  • 著者名:田瀬和夫/SDGパートナーズ
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • インプレス(2020/09発売)
  • 夏を先取り!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~6/29)
  • ポイント 540pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784295009979

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内容説明

地球の課題が経営を強くする

本書は、経営にSDGsを組み込もうと考えている、すべてのビジネスパーソンに役立つ考え方やヒントを盛り込んだ戦略書です。気候変動やパンデミックなど、地球の課題に対する認識が改めて問われている今、本書ではおもに3つの観点から、ビジネスにSDGsを実装するためのヒントを提示します。

1.SDGsに通底する世界観の理解
「アジェンダ2030」に込められたメッセージを、4つのキーワードから読み解きます。17の目標を見ているだけではなかなか気づかない、人類共通の理想を大きくつかみ、広い視野でSDGsの目指す世界を眺められるように導きます。

2.ビジネス実装に役立つ思考法
企業が利益を挙げることと、地球の課題を解決することは矛盾しない。そうした前提に立ちながら、企業がSDGsに取り組む理由を様々な角度から解説します。そして、SDGsを経営戦略に取り込むさいに躓きがちな点を押さえ、アイデアの源泉となるような重要な思考法を解説します。

3.主要テーマの潮流をつかむ
「人権」「ESG」「気候変動」「D&I」など、SDGsを推進していく上で欠かせない重要テーマについて、世界の潮流と企業事例を交えながら解説します。特に、「ビジネスと人権」の関係については、より多くの事例、より多くの図解を交えて、どなたでも理解できるよう徹底解説します。

本書を読めば、SDGsが目指す世界がどのようなものか、その世界へ向かってどのような企業活動を起こすべきなのか、「2030年のその先」へ向かうための、たくさんの気づきやヒントを得られるはずです。

目次

表紙
はじめに
目次
第1章 2030年のその先へ 17の目標を超えて目指す世界
人類の共存を目指す二つの大きな流れ ―SDGs誕生の背景
SDGsの世界観を読み解く
SDGsがビジネスで重要視されるのはなぜか
SDGsをいかにして実行するか
column ポスト・コロナ社会とSDGs
第2章 今なぜSDGsに取り組むべきなのか
企業や組織がSDGsに取り組む「大義」と「小義」
企業における取り組みの現在地
第3章 SDGsを経営に実装するための思考法
SDGs実装に役立つ三つの思考法
時間的逆算思考
論理的逆算思考
リンケージ思考
企業の存在意義と長期ビジョン
column VUCA時代の到来
第4章 ESGの潮流
ESGとは何か
ESG投資の急拡大とその背景
ESG投資の現状と課題
企業に求められるESG対応
第5章 SDGsの視点から考える気候変動
気候変動――人類史に突如生じた緊急課題
課題の解決に向けた動きとパリ協定
反応する企業と資本市場
日本と世界のエネルギー戦略
column 普及が進む再生可能エネルギーと省エネルギー商品
第6章 「ビジネスと人権」という新しい考え方と責任ある企業行動
「ビジネスと人権」とは何か
世界における国別行動計画(NAP)の動向
企業に求められる人権尊重の取り組み
「責任ある企業行動」の新たな地平
第7章 SDGsの実現に向けたダイバーシティ&インクルージョン
ダイバーシティ&インクルージョンはSDGsに欠かせないキーワード
企業の死活問題としての多様性推進
ジェンダー平等はSDGsのレバレッジポイント
D&Iの本質とウェルビーイング
「すべての人が自分らしくよく生きる」社会へ
column 育児は負担か、それとも喜びか
おわりに
著者プロフィール
SDGパートナーズ執筆者プロフィール
スタッフ
奥付

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Koichiro Minematsu

45
地球規模の課題がはっきりと示されたアジェンダ2030。どこか人ごとでした。しかしコロナ禍のいま、自分自身の身に降りかかっているちょっとした窮屈が、知らぬ間に環境にしても目を向けていることに気づかされました。大きい変革は自信がありません。しかし、小さな改善の一歩はできそうです。レジ袋は使っていません。もう半年くらいです。やれそうです、地球規模のこと(笑)2020/11/29

yo

20
【図解系の次に読むのが吉】「世代を超えて、すべての人が、自分らしく、よく生きる」これがSDGsの目指す理念なのだ、ということを基に、この壮大な夢を自分事として実行していくための思考法を語る。この本でもSDGsとかESGとかアルファベットが多くて嫌になりそうになるかもしれないが、本質的に企業に求められるのは「SDGsを使って利益の拡大を目指すことこそ次世代に求められるあり方だ」ということ。根っこの考え方を説明する本なので、これをちゃんと読めばSDGsの理解がかなり深まる良書だと思う。2021/08/12

モーモー

12
5つのキーワード「全てのひとが」「世代を超えて」「自分らしく」「よく生きる」「インクルージョン」ももとにゼロサムの価値観からブラスサムの価値観への変換をしなければ企業・人類は生き残れない。 特に第5章脱炭素に向けて各国がカーボンニュートラルを表明、目標に向けて逆算で動き出す手法、100年に一度の水素へのエネルギー変換が起こる可能性が高いことなど、将来を考える上で柱石になる内容を知った。 2022/08/24

se1uch1

9
田瀬さんの本ということで購入。国連を辞めた理由はコペルニクの中村さんと同じようなものだったことから、机上の空論になってしまう現実があるのだと改めて思わされた。グローバル化と資本主義が格差を生み出し続けるものであるならば、サステイナビリティを考慮したSDGsの考え方がより浸透していくことが大切なのだと思う。自社の事業をマッピングするだけでなく、SDGsの考え方からどのように新しい価値を生み出せるのかを一人一人が考えていくことが求められている。2021/03/18

たくみくた

8
35冊目。SDGsが目指す社会像は「世代を超えて、全ての人が、自分らしく、良く生きられる社会」。169のターゲットはこの社会像から演繹される形で理解されねばならず、逆に高齢化やプラスチック問題など169項目の中に入っていない課題についても、この社会像から考えて対処しなければならないのは明らか。/多くの企業がインサイドアウトで自社の事業をターゲットと紐づける(マッピング)ことに留まっている。本質的には社会からの要請を踏まえ、今後どのようにビジネスを展開していくべきかを考えねばならない。2021/05/09

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