岩波ジュニア新書<br> 屈折万歳!

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岩波ジュニア新書
屈折万歳!

  • 著者名:小島慶子
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 岩波書店(2020/09発売)
  • 盛夏を彩る!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~7/28)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784005008131

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内容説明

「どこにも居場所がない」「自分のことを好きになれない…」と悩む10代は多い.著者もまた人との距離をつかめず,親との関係もうまくいかず,学校でも就職したテレビ局でも空回りしては落ち込む日々を送っていた.そんな自らの屈折体験をふまえ,「いろいろあるけど人生はそう捨てたもんじゃないよ」と悩める10代にエールを送る.

目次

はじめに
1章 あなたは自分が好きですか?
あなたは,自分が好きですか?/子どもの頃に感じていたこと/「いい子」になりたい!/不機嫌な子ども/居場所探し
2章 大人になるってどういうこと?
母校で/友情は永遠ではない/私は特別な存在?/ちゃんとした大人とは?/最強のカードを手にしたあとに/知識と体験と/「違い」を知るということ
3章 家族の問題
「こうあるべき」家族/ちぐはぐさを感じながら/家族に求めていたもの/折り合いをつけていくには/どんな関係も変わり続ける/親だって他人/親の欲望/自信を持つことの難しさ/不完全さをお互いに受け入れる/「ゆがみ」について/自分の「言葉」を持つって?/可能性の留保/それでも不安なあなたへ
4章 社会にこぎ出ると
「好き」から始まった仕事探し/仕事の適性/玉の輿を選びますか,それとも自分で稼ぎますか?/エネルギーをどう使うか/生活をシュミレーションしてみる/入社の心得/「らしさ」とは何か/転機/思いこみからの解放/出る杭は打たれる,でも反対もある/女の敵は誰なのか/労働組合活動で学んだこと/お金の手に入れ方と使い方/全員に愛されなくてもいい
5章 自立に必要な力をつけよう
大人になるまでに獲得したい力/関係がこじれたときには・・・・・・/自分を操縦する力/選べないこともあれば選べることもある/ちっちゃなことから始める/人の欲望に忠実にならない/不完全なままでいい/こころの筋肉を鍛える/生き延びる
おわりに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

43
元TBSアナウンサー・小島慶子が少年少女に向けた自伝的メッセージ。私は小島慶子が好きである。多分年齢は同級生になるはずだ。その小皺も含めて本当に素敵な女性だと思う。幼い頃からの家族との軋轢。周囲との軋轢。育つ過程で親に抱かされた偏見と劣等感。精神を病む程悩んで悩んで優しくなった女性がここにいる。だからこの人はあんなに素敵な笑顔で笑うのだと痛感。私はたまに思うが、宗教者の開いた悟りよりも、現代人が現実と格闘して泣きながら考えて掴んだ幸せの方が尊いと思う。これは本当に素晴らしい一冊。お勧めである。2015/11/03

ネギっ子gen

36
「どこにも居場所がない」と悩む若者は多い。著者も、<15歳から30歳まで、私は摂食障害に苦しんでいました。最初は拒食気味になり、18歳からは食べることがやめられない過食に、20歳頃からは大量に食べては吐く過食嘔吐になりました。ものを食べている時間だけは、大嫌いな自分のことを忘れられたからです。食べては吐きながら、自分を嘲笑っていました。辛くて泣いていました。私なんか消えればいいのに、って>と自身のことを書くが、表面は人気女子アナ。そんな彼女が10代に向け、屈折は悩みの扉を開く鍵になると教えてくれる1冊。⇒2021/08/27

miu

21
小島慶子さんが、これから大人になって社会へとこぎ出る10代に向けての本。。。なんだけど!わたしの中の大人になりきれていていない部分が激しく共鳴。自分たちは偏った集団の中に身を置いているということ。家族との関わり方。自立。そして人は必ず変わるということ。わたしはこの年でようやくこの思考に辿り着いた。でも遅すぎるなんてことはない。気付いたときからシフトチェンジすればいいのだから。2016/08/22

よしひろ

7
「失敗礼賛」の著者でもある。摂食障害など、さまざまな人生の苦難を経験しながらも、自分と向き合い、人生を力強く歩む勇気をくれる一冊。2016/04/10

ybhkr

3
個人的に、すべての子供にお薦めしたいとは思わない。著者と同じように人生の設定が客観的に見て恵まれている、一見、悩みなんて贅沢なこと言ってんじゃないよ!みたいな環境の中で屈折している子向きなんじゃなかろうか。著者自身も書いている通り、これ、物凄く贅沢な悩み。貧困とか虐待とか自分の力ではどうにもならない問題を抱えた子には絶望にしかならない気がする。もしかしたらお金持ちでも幸せになれるわけじゃないんだーって救われるかもしれないけど。わたしの感覚では著者の母世代で奉公せずに夜間学校行けるのは貧しくないし。2017/02/08

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