内容説明
※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
Linuxの心臓部であるカーネルの動作を
実験用プログラムで自ら試し、体感することで
仕組みを基礎から理解できる入門書の決定版
サーバーOSとしてデファクトのLinux。
その中核となるカーネルの仕組みを分かりやすく丁寧に解説します。
OSとしてのLinuxがどのように動いているのかが分かります。
1章と2章ではカーネルの全体像をつかめるよう
基礎となる部分を大きくページを割いて紹介。
3章ではLinuxカーネルのソースコードから
実際に動く状態に組み立てる「ビルド」と呼ばれる操作を、
手順を追って紹介します。
4章以降では、3章までに学んだ知識や手法に基づき、
Linuxカーネルの仕組みを章ごとに解説していきます。
機能解説の章には、実験用のプログラムを用意し、
それを実際に動かすことで理解を深められるよう工夫しました。
第1章 Linuxカーネルの基礎
第2章 Linuxカーネルのモジュール管理
第3章 Linuxカーネルのビルド方法
第4章 タスクスケジューラの仕組み
第5章 仮想メモリーを実現する仕組み
第6章 コンテキストスイッチの仕組み
第7章 物理メモリー管理の仕組み
第8章 ファイルシステムの仕組み
目次
第1章 Linuxカーネルの基礎
1-1 Linux カーネルとは何か
1-2 Linux カーネルを学習する意義
1-3 カーネルはイベント駆動型
第2章 Linuxカーネルのモジュール管理
2-1 モジュールとは何か
2-2 モジュールファイルの格納先
2-3 コマンドでモジュールを管理する 他
第3章 Linuxカーネルのビルド方法
3-1 Linux カーネルをビルドする利点
3-2 ビルドに必要なソフトウエアを導入
3-3 ソースアーカイブの入手と展開 他
第4章 タスクスケジューラの仕組み
4-1 タスクスケジューラとは何か
4-2 Linux カーネルのタスクスケジューラの変遷 他
第5章 仮想メモリーを実現する仕組み
5-1 64 ビットのx86 プロセッサのメモリーアドレス
5-2 Linux におけるプロセスのメモリーマップ 他
第6章 コンテキストスイッチの仕組み
6-1 コンテキストスイッチとは何か
6-2 Linux カーネルのコンテキストスイッチ処理 他
第7章 物理メモリー管理の仕組み
7-1 物理メモリー管理の必要性
7-2 断片化(フラグメンテーション)を極力避ける 他
第8章 ファイルシステムの仕組み
8-1 Linux におけるファイルの構造
8-2 ファイルの種類 他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
z_nwd
shiojojo
ますみ
y
y