講談社現代新書<br> はじめての催眠術

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講談社現代新書
はじめての催眠術

  • 著者名:漆原正貴【著】
  • 価格 ¥891(本体¥810)
  • 講談社(2020/09発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065208922

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内容説明

【人は簡単に暗示にかかる!】

言葉だけで、立てなくなったり、何かを好きになったり、笑いが止まらなくなったりする……。
そんな不可思議な「催眠」の世界へようこそ――。

人が知覚し体験している世界は、常に何らかの「暗示」の影響を受けている。
催眠についての知識は、自らが依って生きる世界の見え方を一変させます。

催眠とはつまるところ、言葉であり、コミュニケーションの技法です。その意味では誰にとっても知る価値があります。催眠の持つ特別なイメージを破壊して、素朴な面白さを知ってもらうには、「自分で体験する」以上に強力な方法はありません。

・振り子が動く
・指が近づく
・手が持ち上がらない
・椅子から立てなくなる
・笑いが止まらない     ……など

誰でも実践できる催眠の基本を、わかりやすく解説!


【本書の構成】

はじめに -なぜ「催眠」を学ぶのかー

第1章 【準備編1】催眠とは何か
・催眠とは何か
・催眠のメカニズム
・催眠の歴史
・催眠への「かかりやすさ」とは
・催眠研究の現在

第2章 【準備編2】催眠を行う前に
・催眠をどのように習得するのか
・ラポールの形成
・威光暗示
・安全性の確保
・催眠のスクリプト
・催眠の解き方
・催眠を行う上での心構え

第3章 【実践編1】運動暗示
・腕が上がっていく
・両手が開く
・振り子が動く
・体が後ろに倒れる
・指が近づく

第4章 【実践編2】禁止暗示
・手が固まる
・腕が曲がらない
・指が離せない
・手が持ち上がらない
・声が出ない
・椅子から立てなくなる

第5章 【実践編3】感覚・記憶暗示
・好きになる
・笑いが止まらない
・手が温かくなる
・水の味が変わる
・自分の名前を忘れる

第6章 【応用編】催眠を自由に使いこなす
・上達のためのアプローチ
・暗示文を読む力をつける
・自己催眠を習得する
・自律訓練法のエッセンス

おわりに ―催眠のない世界―

目次

はじめに -なぜ「催眠」を学ぶのかー
第1章 【準備編1】催眠とは何か
・催眠とは何か
・催眠のメカニズム
・催眠の歴史
・催眠への「かかりやすさ」とは
・催眠研究の現在
第2章 【準備編2】催眠を行う前に
・催眠をどのように習得するのか
・ラポールの形成
・威光暗示
・安全性の確保
・催眠のスクリプト
・催眠の解き方
・催眠を行う上での心構え
第3章 【実践編1】運動暗示
・腕が上がっていく
・両手が開く
・振り子が動く
・体が後ろに倒れる
・指が近づく
第4章 【実践編2】禁止暗示
・手が固まる
・腕が曲がらない
・指が離せない
・手が持ち上がらない
・声が出ない
・椅子から立てなくなる
第5章 【実践編3】感覚・記憶暗示
・好きになる
・笑いが止まらない
・手が暖かくなる
・水の味が変わる
・自分の名前を忘れる
第6章 【応用編】催眠を自由に使いこなす
・上達のためのアプローチ
・暗示文を読む力をつける
・自己催眠を習得する
・自律訓練法のエッセンス
おわりに ー催眠のない世界ー

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

zoe

20
笑いたくなるっていいですよね。「笑いの連鎖を起こすのが大事なんだということを萩本欽一さんに教えられた」と、何かの番組でタレントの勝俣さんが言っていたのを何故か思い出しました。笑っていい劇場で、ここに来れば笑っていいんだという理解の下、あなたはいつか笑いたくなる、すぐ笑いたくなる、ココが笑うところだよという合図を出す天才で、一緒にお仕事していた仲間には惜しみなく共有していたんでしょうね。2020/09/21

のざきち

18
催眠についての入門編として有効な本、という感想です。自分はコミュニケーションの一手段として関心があり読んでみたのですが、特に暗示の現象について丁寧に書かれており、何だか自分でも催眠術が使えそうな気になりました(笑)。2022/01/25

有理数

18
「催眠」という技術の、世間的な「怪しく、いかがわしいもの」という認識を解きほぐそうという一冊で、科学的なアプローチ、簡単な催眠の方法とそのメカニズムについて解説された本。非常にわかりやすく、面白い。「催眠」=「催眠術師のパフォーマンス」ではなく、もっと日常に「催眠」が転がっており、それらは「催眠術師の能力」ではなく「かかる側の能力」であるという話が特に印象的。入門書なので深いところまでは書かれてはいないが、誤解していた世界が覗けたようで面白かった。2020/11/15

シタン

18
手品や催眠の認知科学を研究する著者によるとってもやさしい催眠術入門書(?) まず催眠に対する誤解を解き、必ず成功する例から応用に至る豊富な実践まで導いてゆくお行儀の良い本。個人的には非状態論が興味深い。催眠にかかっている状態と普段の状態の本質的な違いはあるのかという話。 読んだだけではなんとも言えないので実際に試さねば(一人で試せるやつは試した)。というかそもそも実践編・応用編が半分以上を占めており実践したい人向けなのかもしれない。 ちなみに著者はミステリ好きらしく、エピグラフには『姑獲鳥の夏』の一節が…2020/09/24

ミエル

16
まさかの実践編が詳しく語られている… 予想外の内容だった。再現性がなければオカルトの域を出ない、それは確かにそう思う。でも、これってどうなの?笑 つまるところ、読後も催眠はただの暗示、呪いと同種だと思う気持ちが変わらずに終わった。催眠を掛けられる側に才能がなければ無効果、では才能のない猜疑心の強い被験者とは信頼を深める所から始めましょうとの事、その信頼の深め方がに生理現象を巧みに使うあたりが胡散臭いような気がしてならない。インチキマジシャンのトリックとどう違うのか、今も分からないままなのだけど。2022/11/11

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