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内容説明
ビル・ゲイツのもと草創期のマイクロソフトを躍進させ、創業したアスキーを当時最年少で株式上場。しかし、マイクロソフトからも、アスキーからも追い出され、すべてを失った……。栄光と辛酸を舐めた「天才」が、ついに、その裏側をすべて明かす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
trazom
77
あの西さんが反省?とタイトルに驚く。時代を読む目の確かさ、抜群の瞬発力と行動力など、天才の名を恣にしてマイクロソフトのNo.3にまで上り詰めるが、その後、ゲイツ氏と訣別し、多くの仲間からの造反され、ビジネスの地獄を味わう人生は、氏の独断的・激情的な性格と無縁ではない。本書で、西さんは、半生を振り返り、判断の誤りや人間的な至らなさに言及しているが、西さんは決して反省しているのではないと思う。西さんに反省は似合わない。天才に反省を強いるような社会は駄目だと思う。この「反省記」は、西和彦「半世紀」の「半生記」。2020/12/13
なる
40
マイクロソフト副社長、アスキー創業者にして史上最年少で上場したが、どちらの会社からも追い出されたという、誰も真似できない波瀾万丈の経歴を持っている人物。国内のコンピュータ草創期における最重要人物の一人であることは間違いなく、彼がいなければ今日におけるここまでの発展はなかったかもしれない。大学在学中からその辣腕ぶりを発揮していたのだから驚いてしまう。回顧録を読む限りかなりクセの強い人物だったことは窺えるけれど、ひとえにコンピュータを発展させたいという情熱があったからこそで、その実行力には脱帽するしかない。2022/03/23
ばんだねいっぺい
31
広い心。余りにも華々しいので、遠い話に思えていたものが、読み進むにつれて普遍的な内容だとわかっていき、共感しながら自分の痛みとして読み終えた。この本を書いて公開できる時点で達成していると思う。2023/06/25
Nao Funasoko
30
ビジネス書というよりも、パソコン黎明期に登場した一人の若者の青春譚と捉えるべきか。色々と思い出深い。2020/09/10
Prince of Scotch
25
第10章「訣別」までについてコメントしたい。パーソナル・コンピューター(PC)勃興期で西氏の果たした役割が大きいことに正直ビックリした。1970年代当時、まだ海のものとも山のものとも知れないマイクロソフトに注目し、ビル・ゲイツ氏として組んでPC市場を創出した嗅覚と手腕は脱帽ものだ。ITに疎い自身にとって、PCの発展史の概要が把握できたことも収穫である。「パソコンの天才」として縦横無尽に活躍した西氏であったが、企業の「経営」となるとハナシは違ってくるようだ。第11章以降については後日コメントしたい。2021/05/28




