日本経済新聞出版<br> 消える地銀 生き残る地銀

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日本経済新聞出版
消える地銀 生き残る地銀

  • 著者名:野崎浩成【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 日経BP(2020/09発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784532358648

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内容説明

収益低迷に苦しんでいた地銀に、コロナショックが追い打ちをかける。生き残りを賭けて提携する各社、「第4のメガバンク」を掲げて動き出したSBI。今後の再編予想を、トップアナリストが大胆に行う。地銀64行の格付けも必見! 金融業界、就活生、投資家の必読書。

目次

第1章 適者生存の時代

第2章 悩み多き地銀

第3章 3つの道

第4章 持続可能な地域金融

今後再編の展開(頭の体操)

地銀64行の独自分析

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Willie the Wildcat

63
Private sectorの淘汰に、今時例外は無い。適者生存の時代に、業界の境界線も無い。踏まえて問われる存在理由、4つの教訓、マーケットインの発想など、これまた業界に関係なく、至極当たり前の話。但し、銀行法の縛りは、確かに柔軟性に影響。踏まえた『3つの道』。英国のホーア銀行の事例が典型だが、業界に拘りがない私にとっては、Differentiatorの有無次第という感。興味深かったのが、巻末の『地銀64行の独自分析』。これを見ると体力勝負でもあるなぁ、と再認識。2021/12/30

麒麟の翼

6
「好き好んで銀行取引をする人はあまりいないと思います。皆さんは必要に迫られていやいや銀行サービスを受けているのではないでしょうか。」という一文が印象的。確かにデパートや本屋に行く時と違い、市役所に行く感覚に近いと思う。 しかし、30年間で金融機関数が半減する中、地方銀行の数が不変なのは、地域経済を担い、地域から愛されている証。 コロナ禍の今、地方銀行に求められるのは、正に「経験に基づく肌感覚、人を見極める力など、付加価値を総動員するような取引」の実践。 地域経済の発展無くして、地方銀行の発展なし。2020/11/21

ノットン

2
金融機関のこれからを考えさせられる。業界も変わっていくだろうし、再編も進んでいくのだろうなと実感している。2021/03/14

にわ

2
地元企業にバイトや正社員として雇われると、給与振込口座は地元の地銀指定だったりする。卒業や転職などにより引越しをしてその地域を離れると、お金を引き出そうにも手数料がかかるし、口座を閉じようにも窓口に出向く必要があるので、そのうちに休眠口座となってしまう。地銀は地域経済を支える役割を果たしてきたのだろうが、悪く言えばお山の大将的なイメージもある。地域企業はもちろん、ユーザーにとっても何が有益なのかを考えたうえで、垣根を越えて連携するもよし、独自のコンサル力を磨くもよし、持続的で有益なサービスを提供してほしい2020/12/16

yuki

2
フィンテックやディスラプターと、地銀の将来について冷静に考察している。所詮は脇役である地銀再編がニュースになるより、主役たる事業会社の発展が望まれる。2020/11/23

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