内容説明
長生きも不安、死も不安――。
「散る」を知り、心は豊かになります。
残りの人生を笑顔で過ごすために、お釈迦様の“最期のお経《遺教経》から学ぶ8つのこと。
「心を調える」学びは、一生、必要。
・持ちすぎない――「小欲(しょうよく)」
・満足は、モノや地位でなく、自分の「内」に持つ――「知(ち)足(そく)」
・自分の心と距離を取り、自分を客観的に眺める――「遠離(おんり)」
・頑張りすぎず、地道に続ける――「精進(しょうじん)」
・純真さ、素直さを忘れない――「不忘(ふもう)念(ねん)」
・世の中には思いもよらないことが起こると知る――「禅定(ぜんじょう)」
・目の前のものをよく観察し、自分の頭で考える――「智慧(ちえ)」
・しゃべりすぎない――「不戯論(ふけろん)」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒデミン@もも
38
老いてますます自由がなくなる気がする。ゆっくり焦らず生きたいと思ってるのに。修行が足りん。2020/10/23
りこりり
6
よかったです!2023/09/21
福ノ杜きつね
0
若いと言うには語弊がある、さりとて老いたというわけでもない歳の私だが、ふと、これからの行く末に思いを巡らす時がある。今から「老い」について幾ばくかでも意識しておくことは、無益ではあるまい。そうして手に取った本書には、心に響く言葉が多かった。誰一人として、思い描いたシナリオ通りには生きられない。今、苦難に陥っていたとしても、そこに至る生き方に思いを馳せ、誇りに思うこと。ただ、生きてきたことそのものを称える。これほど素朴で純粋な行為はないだろう。2025/02/17
kaz
0
人生全般に言えることで、狭義の終活とは少し違う気もするが、老後の生き方、考え方を検討するうえで参考になる。本文も意味が深いが、概要だけなら目次を追うだけでもある程度理解できる。図書館の内容紹介は『長生きも不安、死も不安。残りの人生を笑顔で過ごすためには-。東京・谷中の臨済宗の寺、全生庵の住職が、お釈迦様の最期の教え「遺教経」を伝えながら、「生きること」と「死ぬこと」について考える』。2021/04/16
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