内容説明
人々の暮らしに伝わる、幸せを呼ぶ50のおまじない
世界の風習や民俗学・神話・宗教行事などから、今も暮らしに取り入れられている幸運をもたらすおまじない「50」を美しいイラストで紹介します。フィンランドでは夏至の夜、枕の下に７種類の花を置いて眠ると夢の中で将来のパートナーに会えるという古い言い伝えがあります。ドイツ語圏の国ではクリスマスや新年、謝肉祭にケシの実入りのパンを食べるとお金が入ってくるといわれています。また、モンゴルでは赤ちゃんが安眠できるように枕元にフェルトのキツネをそっと置きます。おまじないに添えられた愛らしいイラストに心が温かくなり、本を眺めているだけで幸せな気分になる１冊です。特別な人への贈り物にもぴったり。
著者：亀井英里
著者プロフィール：1988年生まれ。兵庫県出身。武蔵野美術大学デザイン情報学科卒業。2011年よりフリーのイラストレーターとして活動開始。動植物や空想上の生き物、人々の日々の暮らしを水彩絵の具やデジタルなど様々な手法で描く。パターンデザインも手がけ、広告、書籍、雑貨、文具等、幅広い分野で活動中。http://erikamei.com
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
170
書店で気になり読みました。世界となっていますが、欧米のおまじない中心で、日本のおまじないも1つだけありますが、私は知りません。おまじないの内容よりも、美しいイラストが素敵な本です。オススメは、猫のバイオリン弾きが可愛い『井戸をきれいに飾りつけ、大切な水を与えてくれる井戸の守護霊に感謝をささげる イギリス』です。 https://pie.co.jp/book/i/5285/2020/01/12
みつばちい
32
いろんな国のおまじないや占いがとても可愛いイラストともに描かれた本。一目惚れして購入。知ってるものもあれば初めて知ったものもあり。日本の初夢の宝船の絵は知ってたけど、回文のは知らなかった！小学生の頃占いやおまじない大好きで、マイバースデーやらおまじないコミックやら毎月買って楽しくみてたなぁ。妖精さん文字とか練習したり、、そんなこと思い出しながら楽しみました。人々の願いが込められていて、あるいみ民話や昔話に通じるものもあるなあと思いました。2022/03/21
元気
27
世界各国のおまじないを集めた絵本。当然だが物事の見方や捉え方が国ごとに違って面白い。特に目を引いたのは、井戸を飾って守護霊に感謝するイギリスの井戸祭り。解説で『水源に感謝する古来の儀式が一度廃れペスト流行後に復活』とあり、コロナに揺れる昨今を思うと「過去」として流し読みできなかった。出版された時はただの豆知識だったんだろうけど…。その他、日本にいてもできそうなおまじないもあるので、興味のある方は明日から実践してみては？（笑）：イギリス→①どんぐりを身につけると永遠に若い。②髪は持ち主の生命力。（続く）2020/03/06
宇宙猫
15
★★★★ おまじないの説明に添えられている絵が可愛らしい。日本にもヨーロッパと同じような風習があるのは、人が考えることは同じっていうことかな。2021/06/12
フクミミ
11
世界のおまじないとイラストが何とも可愛い一冊。 読むというより眺めて楽しむ本。2020/01/28
