内容説明
凄腕の理論物理学者とその仲間たちが、物質の新規な可能性を追う。不可能に挑む研究こそ最高に面白い。科学ノンフィクションの傑作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
naotan
16
ファインマン先生の名前に惹かれて購入し、2020年の大晦日に読み終えました。硬そうな外見に反して中身は読みやすく、世界有数のスペシャリストたちを巻き込みながら、この世にありえない物質を探し求める冒険譚! とても面白かったです。2020/12/31
月をみるもの
10
著者はもともと宇宙論研究者でサイクリック(サイケデリックではない)宇宙論の提唱者らしい。なので引退講義のタイトルは「時は準結晶の震動のように」で決まりやな。。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E5%AE%87%E5%AE%99%E8%AB%962025/01/13
Hiroo Shimoda
7
準結晶を巡る、まさに大冒険。時間をかけ、学問領域の壁を越え、多くの批判を超え、遂にはカムチャッカまで辿り着く。意志の強さに脱帽する。2021/12/12
mkisono
5
地味な装丁と意味不明な書名。理論物理学者がカムチャツカへ行くらしいが、そんな話面白いだろうか?? こんなところで躓かないで欲しい。この本は、科学ノンフィクションの超傑作で、実に驚愕すべきエピソードが満載です。小説家がこのプロットを提案しても、編集者に「そんなことは不可能」と却下されると思います。私は学生時代、X線結晶構造解析の研究室にいたので、当時も準結晶のことはうっすら知っていたように思います。懐かしいなぁと感じつつ、著者の飽くなき探究心と、偶然と幸運に深く心を動かされました。2026/04/25
パン太郎
3
理論物理学者がありえない物質を求めて、ついにはカムチャッカまで行ってしまうという映画のようなノンフィクションです。重鎮に否定されようと、ソビエト時代の面倒な人にぶつかろうと、どこまでもめげないところが立派。まさに山あり谷あり、そして‥。 2021/03/04
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