内容説明
「最強の世界」を目指して冒険が始まる!
ここは、湖に面した芝浜高校。極度の人見知りだが人並外れた空想力を持つ浅草みどり、カリスマ読者モデルでアニメーター志望の水崎ツバメ、金儲けが大好きな金森さやかの三人は映像研究同好会を立ち上げ、アニメ制作に打ち込んでいく。
しかし、学内の治安維持を担い絶大な権力を持つ「大生徒会」は、映像研の起こした問題行動に目をつけ、その活動を“不適切”だと判断。
部活の統廃合、資金繰り……様々な逆境を乗り越え、文化祭を目指すことになった映像研メンバーは、脳内にある「最強の世界」を実現すべく奮闘する。
主人公の浅草みどりに齋藤飛鳥、水崎ツバメに山下美月、金森さやかに梅澤美波と乃木坂46の人気メンバーを迎え、『あさひなぐ』の英勉監督が「絶対に手を出してはいけない原作」を実写映像化。
アクション、美術、VFX、アニメなどあらゆる技術を総動員し、日本映画界が持つすべてを駆使して制作されたエンターテインメント超大作をノベライズ。
この作品はカラー写真が含まれます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おかむー
50
原作漫画をアニメ、TVドラマとマルチメディア展開して、最後に映画化された作品のノイベライズ。『もうすこしです』。監督の浅草・アニメーターの水崎・プロデューサーの金森の3人の高校生が、学園の治安を担う“大・生徒會”を敵にまわしながらも目指すアニメを作り上げる物語。浅草たちのスイッチが入ったときに展開される妄想のビジュアルと「429の部活と81のクラブ・同好会」が乱立する学園のカオス感がキモ。ノベライズとしては部分的にアニメの描写も入っていたり、映画では描かれなかった感情の動きがあるなど見るべき部分もある。2020/10/03
NAOAMI
14
超が付くほど人見知りながら抜群の空想力を持つ浅草、カリスマ読モなのにアニメーターを目指す水崎、金儲けに目がない金森が仕切って立ち上げた映像研。学内の治安維持を担う権力組織「大・生徒會」に不適切とレッテルを貼られ、対抗しつつアニメ作品を完成させるまで。映画のノベライズなので3人組の掘り下げも簡単。さらに元が漫画だからか敵味方判りやすい構図。生徒会長の右腕的存在ソワンデの映像研寄り言動の訳が描かれていると良かったのに。映像研が統廃合対象の部活と連携して窮地を脱するのが面白い。んな阿呆な的同好会の数々が笑える。2020/09/24
MITOTA
2
面白い、会話が面白いです。戦闘シーンも目に浮かびました。アニメで観たら更にいいだろうなぁ。 2021/05/13
うぃ
2
2.0 TV版と映画版をくっつけて1冊に。それなりにアレンジもしてあるし、浜辺美波のあたりをばっさりカットして構成しているところなんかは好感を持つ。ただまあ、テレビも映画も未見で楽しめる1冊かというとそれほどでもないというか。2020/10/30
Yuki
1
ドラマの続き ドラマはNetflixで観れる 変わったキャラ3人が協力してアニメを作ろうとする 適材適所がうまくはまっていてちょっと羨ましいところがある笑笑 ここまで好きなことに取り組めたら人生楽しいだろうなと思う今日この頃2020/12/26