内容説明
鏡とぐー子の京橋中央税務署徴収官コンビが手掛けるのは、生活に直結するお金と人情の謎の数々……長年住んだ家を公売のオークションに出した老婦人の救済や、難問目白押しの税大研修、密売滞納者を追う対馬出張など、短篇6篇を収録したシリーズ初の短篇集。解説/池澤春菜
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ケイ
104
成長してるな。公務員は〰️のような表現がないから、引っかからずに読める。素直にトッカンのあれやこれやの話が楽しめる。魅力的な先輩たら、そんなに策士的アドバイスができるのになぜ自分は?と突っ込みたくなる。グーコの体験は色々と楽しいけれど、やはり鏡と2人のあれやこれやが希望😊2023/05/06
papako
80
やった!トッカン最新刊。今回は短編集でした。ただ今まで書きためたというよりは、前巻からの続きの時系列。そろそろ三年目の鏡特官、異動なのか?伊豆諸島?というフリから入り、ぐー子の専科大学での研修。ぐー子の恋?いやいやぐー子の過酷な経験が圧倒的。対馬では鏡特官の意外な一面が。ノドグロ長者、漁師さんとかこのくらい儲けてもらえたらいいのにね。ぐー子、だんだんと鏡に対して遠慮なくなんでも言えるようになってきた!ただ、鏡特官の過去が辛すぎて、二人に未来は感じられない。異動するのか?コンビはどうなる?次も楽しみ!2020/10/04
真理そら
65
5年目の鮭でパートナー探しに頑張るはずだったのに、頑張りすぎてダメになったぐー子。男性の保護意識に気付かなかったのはいかにもぐー子らしい。ぐー子が成長して鏡トッカンの出番が減ってさびしいなあと感じていたら…「対馬ロワイヤル」で派手に登場。2022/11/13
kei302
61
税金エンタメ小説。ブランド品密売人を追っての対馬出張大捕物がおもしろかった。文庫本カバーの、鮭を釣り上げるぐーちゃんと釣り上げられそうになっているのに気づいていない鏡のイラストがおもしろすぎ(^o^)。「税金すらエンターテインメントにしてしまう、高殿さん、凄い」池澤春菜(声優・本書解説より)。池澤さん、高殿さんは、戒名もエンタメにしてしまう凄腕の持ち主です。2020/12/05
GAKU
46
シリーズ第4作は初の短編集。ぐー子と鏡との掛け合いは相変わらず笑える。鏡にただ説教されるだけでなく、言い返せるようになったぐー子もそれなりに成長か? 2023/08/29
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