ルナ Orphan’s Trouble<新装版>

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ルナ Orphan’s Trouble<新装版>

  • 著者名:三島浩司【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 徳間書店(2020/09発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784198616953

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内容説明

日本近海を取り囲んだ謎の物質「悪環」。壊滅状態に陥った日本で「孤児」たちはいかに戦い、生き抜いていくのか? 第4回日本SF新人賞受賞作。
海岸線を襲う、見えざる電離性放射線、その名も「デヴィルレイズ」。列島をぐるりと取り囲んだ謎の海面物質「悪環」が放散するウィルスによって、日本は壊滅的な打撃を被った。食料不足、エネルギー枯渇、円の大暴落、自殺者の増加、果てには国家非常事態宣言。実質的な「鎖国」状態に陥ったこの日本で、天間ルナ、有働仁ら“孤児”たちは如何に戦い、如何に生き抜いていくのか!?破滅後の世界を描く圧倒的な筆力と、魅力的な登場人物達の存在感。選考委員長・筒井康隆氏をして、「作品が孕んでいる熱気はただごとではない」と言わしめた、第4回日本SF新人賞受賞作、堂々刊行。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えも

7
小松左京の「アパッチ」の焼け跡感と瀬名秀明の分子生物学的気分があっていいな。いろいろ荒削りだけど正統派なSFを期待してます。2013/05/01

ひさか

2
2003年6月刊。第4回日本SF新人賞を受賞。先にダイナミック・フィギュアを読んでいて、ユニークな面白さを感じていたので読みました。緊張した世界設定の中のお話はどちらも同じですが、本作にはダイナミック・フィギュアほどの魅力がありません。冗長で、読み辛かったです。2014/11/25

arcmint

1
不思議なことに、小松左京さんの「日本沈没」を思い出した。ただし、解決に導く(発端もそうだが)博士が善意の主人公ではなく、ほとんど悪人というのが新しい。筒井康隆氏が賞賛した、というのもうなづける。本当に関西人が書いた本だと思った。2013/09/01

石臼

0
前半はゆったりとした前置き。後半になると、驚くくらい急激に話が転がっていく。人も転がっていく。どんどんと人生の坂を転がり落ちていく。転がり落ちながら、力強く生きている。死に向かっているとは思えないくらい、力強い生き方をしている人たちばかり。2013/08/30

zero

0
なんなんだろうね。 グダグタと発想はいいんだろうが。 読みづらい文章の典型。 キャラをフルネームで書くのはやめにしてくれないと、3行に3回フルネームなんてどうかしてる。ウザい。 まして関係がわからない人物は苗字がなかったり。 しつこくフルネームかと思うと名前だけだったり、どうかしてる一貫性の無さ。 文章作法の問題。久しぶりに読んでいてイライラする、に出会った感。 イラ付きたい方にお勧め。2012/08/24

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