東大卒、農家の右腕になる。 - 小さな経営改善ノウハウ100

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東大卒、農家の右腕になる。 - 小さな経営改善ノウハウ100

  • 著者名:佐川友彦
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • ダイヤモンド社(2020/09発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784478108116

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内容説明

第一部は、東大→外資系企業→ITベンチャーを渡り歩いた著者が、「畑に出ない農家の右腕」として栃木県の「阿部梨園」を再生させるストーリー。第二部は「小さな農家」が今までのやり方を守りながら変えていくための経営改善手法を100こ集めた農業実務書。ありそうでなかった、「農家のための経営書」です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shikada

20
新卒で入った会社をうつ病で退職し、縁あって小規模農家の経営改善に携わったストーリーと、そこで得た経営改善ノウハウの2本立て。給与すら手計算の、アナログの極みだった農家でミクロな改善を積み重ね、最後は自分がいなくても回るように仕組みを作る。そうして得たノウハウは同じ悩みを抱える農家向けに発信し、こうして出版にまで至っている。一つ一つは劇的でない小さな改善でも、改善の量と幅広さがすごい。経営、総務、人事、販売からPRまで。仕事内容はまったく違うけれど、自分自身の業務改善のモチベーションが湧いてくる内容だった。2021/03/10

あまね

16
前半部分の佐川さんのモノローグはかなり面白く、赤裸々な文章に誠実さを感じました。大変な時も長くあったようですが、阿部梨園を改善していく手腕は流石の頭の良さだと思いました。『目標を立てる→計画する→実行する→分析する→改善する』という流れは理系の人はお得意では?遺憾無く、その能力を発揮されています。今後のご活躍がとても楽しみです。 2021/06/02

Meme

15
何を経営改善とするか、をミニマム単位で捉えていて、これは仕事のモチベーションが高く保てるだろうなと感じました。仕事論は同じ農家でも立場が違うので共感できないものが多々ありました。ただ、自分の状況を理解し、部分最適に、邁進する感覚は経験があるので親近感を覚えています。2023/04/28

まる@珈琲読書

12
★★★★☆ ■感想:著者の熱意と突破力に脱帽。経歴ですごいエリートと思いましたが、実はかなりの苦労人。広い視野を持ち、真剣に取り組むからこそ、理想と現実の差が大きいのかも。改善の内容は、本当に基本のキ。いかに経営をしていなかったかということが明白。逆に儲からないから参入障壁は高そう。よいものを生産するだけでなく顧客目線ももつ。 ■学び:マクロ脳を捨てるという考え方は、7つの習慣で言うところの関心の輪ではなく影響の輪に集中するということだろう。納得。 ■行動:タスクを書き出し管理する。農業について知る。2022/03/11

あつ子🐈‍⬛

11
著者は、東大を卒業し外資系企業に入社するも、うつ病になり退職。紆余曲折を経て農業の世界へ飛び込みます。暗闇のなかで武器を拾い続けること、支えてくれる人たちに感謝すること、理知と心、理論と実践、両方大切なのだということを本書は教えてくれます。農業関係者の方はもちろん、何かに挑戦している全てのビジネスパーソンにもおススメ。 さあ、2022年が始まった。今年も(ゆるーく)頑張るぞ。2022/01/01

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