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内容説明
電通「鬼十則」でも「裏十則」でもない!
生き馬の目を抜く苛烈な広告業界を、「したたか」に「たおやか」に生き抜いた私のやり方。一流の仕事作法と極上の人生心得。
日本のトップクリエイティブ集団で、広告代理店の雄でもある「電通」に所属し、敏腕クリエイターとして活躍。その一方で、現役時代に高野山真言宗で密教を学び、伝法灌頂(でんぽうかんじょう~得度)を受けて阿闍梨(あじゃり~指導者の位)となった異色の電通マン、元井康夫。その熱くてユニークな仕事ぶりから、いつ
の間にか電通のエグゼクティブ(常務執行役員~電通のナンバー3)まで登りつめた彼が、その仕事術・説得術・思考法、処世術を、電通での成功・失敗エピソード
を交え、時に真言宗(仏教)の教えも盛り込みながら、紹介する。
さまざまなビジネス・シーン、人生の岐路で役立つ考え方、ヒントがいっぱい詰まった珠玉の1冊。
【主な内容】
第1章 一流の仕事をするための作法
第2章 人間関係がうまくいくための心得
第3章 逆境を乗り越えるためのヒント
第4章 自分とうまくつき合うためのコツ
第5章 疲れたときに疲れないための考え方
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるき
17
電通出身で宗教に造詣が深いという、ちょっと摩訶不思議な経歴の著者が語り掛ける労働訓。タイトルは今っぽいですが、いい意味で肩の力が抜けていていい感じです。論破とか決めつけとか、ちょっと食傷気味なので。 2021/08/26
ぶるーめん
3
著者は電通元役員であり、実家が寺でもないのに電通在職中に100日間の修行に出た(許す会社もすごいと思う。本書を読んでもあのようなブラック労働が起こる会社とは同じと思えない)という面白い経歴の方。こういう経歴の方だと宗教に軸足を置いた説教臭い話になりがちだが、著者の仕事経験に根ざしたものが多く読みやすい。仕事に迷ったときにまた読んでみようと思える本。著者の生き方に魅力を感じた。2020/07/09
Go Extreme
1
お寺も会社も同じように修行 人生はすべて修行 修行から逃れられず がんばり:個人的・主愛的 人を頑張らせてはだめ 負けたときは休む マーキング行為:自分の存在を示す 無理難題の2つのパターン:勢い・相手を試す 本当にほしものは満足・求めるほど不満足 仕事の勝敗<仕事自体を楽しむ⇒満足という勝利 嫌:あえて嫌がらない⇒嫌から逃れる 目立つ味→目立つために何かをする 後悔<反省 現状:しかるべくして現状⇒自分の意思・努力・置かれた状況との関係 自分の生き方を追求・つまらないことにこだわり人生を台なしにしない2020/07/06