５分後の隣のシリーズ ショートフィルムズ

著者名：ブックショート/くじょう

学研（2020/08発売）

• ISBN：9784052050909

内容説明

超人気「５分後に意外な結末」シリーズの、公式ライバルシリーズ始動。上質な短編映画を観たような読後感。子どもから大人まで楽しめる、人生の一場面を感動的に描いた、傑作短編小説アンソロジー。小説作品をつなぐ、サイレントマンガにも涙。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[RX78]

娘に「これ、めっちゃおもしろいよ」と手渡されたショートショートの短編集。でも父さん何巻もある長編が好きなんだ…すまん。

2020/07/06

[のり]

5分後シリーズのライバルシリーズとして出た本。5分後シリーズより全然良し！内容も読みやすさもオチも こっちの勝ち。

2019/10/06

[ひまり]

感動するお話がたくさんでほっこりした。 途中途中に出てくる挿絵が可愛くて、最後の絵が表紙になっていてすごく綺麗だった！ 共感できるお話も多くて、家族や友達の大切さ、個性など皆と違うことを恐れてはいけないっていうことを改めて感じた一作でした。

2024/01/02

[ken]

ショートショートを集め映像化を進める公募サイト「ブックショート」より、数千以上ある作品の中から選抜された25編を収録。人気の「5分後」シリーズに対抗する新シリーズ。オチに偏らない作品は多岐に渡っていて、ハートウォーミングな家族もの、文芸的にも完成度の高いエンタメもの、昔話をモチーフにした二次創作など幅広い読者をターゲットにしている。読後はすっきり、じんわり、ほっこり、もやもや、さっぱり、余韻までそれぞれ。千円という価格設定も良心的。QRコードを読めば映像作品も鑑賞可能。子供から大人まで十分に楽しめる1冊。

2019/07/18

[如月小町]

本当にショートフィルムを見ているような情景が浮かぶ掌編が１６話。公募で集められたようだが、どの作品も読みやすく、嫌いなものはなかった。ただ、文章が個性的とは感じられず、同じ作家が書いているような錯覚に陥る。面白そうな試みのシリーズらしいので、機会があればほかの本も手に取ってみたい。

2021/01/09