増補改訂版 小学校6年分の算数が教えられるほどよくわかる

著者名：小杉拓也【著】

ベレ出版（2020/09発売）

• ISBN：9784860646233

内容説明

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新学習指導要領に完全対応した増補改訂版です。ベストセラーとなった旧版に、新たに加わった単元を新しい章として追加しました。さらに既存の単元についても内容をより深めるために、全ての章に加筆してパワーアップしています。「算数くらいならわかる」「とりあえず問題は解ける」と思っている大人の方は多いと思います。しかし、それを、例えば子供に教えることはできるでしょうか。本書では、子供に算数を教えるプロの著者が、「わかっている」と思っている人が実は意外ときちんと理解していない部分を埋めるような、懇切丁寧な解説をしていきます。子供に算数を教えたい、算数をより深く理解したい大人に最適な一冊です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ケディーボーイ]

小学生の子にわかりやすく説明する自信がなかったので予習。情けないけど忘れてる事もけっこうあった。

2023/02/18

[naotan]

秒速mと時速kmの単位換算は、なるほどね～と思った。「く・も・わ」の図は返って混乱したけど、人それぞれ自分のやりやすい方法を覚えたら良いですね。

2023/10/23

[そうぺい]

初読。小杉さんの本は初めて。実用書は感想しても意味がないし、ビジネス書や自己啓発書なんて縁がないので…いや、これは必須でしょ笑。算数→数学が段々と苦手になり、とうとう数Ⅱ数Bで10段階でNo.1を獲った身としては、どこで道を踏み外したのかとおっさんになってから自問自答する日々な訳で…自分のアタマの出来のせいじゃない！教育や教科書が悪かった聖闘士星矢！とつぶやきたくなるもので…数学？コスモ爆発ですよ…というおっさんを励ましてくれる本って、自己啓発かよ笑笑 …いや、ほんまに為になる素晴らしい本です。要再読。

2021/09/08

[Shinya Naito]

小学校の算数は、学生時代に数学で挫折してしまった大人でさえも簡単だと思うイメージがあるが、しっかり「なぜ、そうなるの？」という意識をしながら勉強してみると、意外と難しいことをやっていたんだなと、この本を読むと感じた。円の面積が、何故、半径×半径×3.14なのか？、なぜ、わり算では、数を０で割ってはいけないのか？、など、考えずに、ただ公式でそうなっているからと浅薄な理解をしていたことに気が付く。算数は、数学の入り口なので、数学で挫折した人が算数からやり直すなら絶好の参考書だと思う。

2021/04/04

[ecuas]

おお、これはとてもわかりやすい！「言葉」でなく「心」で理解できた！小学校の算数、なんとなくわかりはするものの、きちんと説明すると難しいことも多いが、そうした痒いところにも手が届く内容で、説明がわかりやすいのはもちろん、体系的にまとめられていて、子供の時にこんな参考書があれば、と思うほど。分数の割り算、なぜひっくり返してかけるのか。正確には逆数をかけるとのことで言われてみれば確かに。目からウロコ。ただ子供のわかったは解像度も低く、これを読んでも深い理解には繋がらなそう。何度も教えることで解消していければ。

2023/09/25