内容説明
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「安く撮る方法を知らなかったらどうするんだ?」
数々の低予算映画を「名作」にしてきた映画カメラマンが語る現場のノウハウ
映像制作の専門誌、月刊ビデオSALONで2011年から7年にわたって連載してきた人気連載が1冊に!
映画の撮影現場で何が起きているのか?ギャラも人間模様も含めてここまでに赤裸々に書いた人は高間さん以外にいないでしょう。読み進めていくと現在の低予算映画制作の現場の状況がわかり、と同時に低予算でいかに格調高い映像を収録していくかというノウハウも吸収できる内容になっています。過去のことも折に触れて書いているので、1970年前後に若松プロに撮影助手として業界に入ってから45年間、映画の現場に居続けた筆者の目からみた貴重な現場証言にもなっています。
映画ファン、監督やカメラマンなど映画業界を目指す人、映画の裏方や舞台裏に興味がある人にとって、これまでになかった「業界本」です。貴重な現場写真も多数収録!
巻末には、同じくビデオサロンで連載していたテレビのドキュメンタリーカメラマン板谷秀彰さん、前述の「止められるか、俺たちを」を撮影した辻智彦カメラマンとの対談も。盟友である金子修介監督からも寄稿していただきました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sidmar arai
1
「1999年の夏休み」「12人の優しい日本人」「ラヂオの時間」「ナビィの恋」「アイデン&ティティ」「デスノート the Last name」などなど、数多くの映画を撮ってきた撮影監督の髙間賢治さん。とにかくいつもいつも映画を撮っている。 キャリア的には木村大作さんぐらい大御所感を出してもいい髙間さんがどんなに低予算になっても映画の世界に必死に食らいついてきた。この本にはそんな撮影監督の記録の痕跡が詰まってる。映画が本当に好きなんだろうな。「大変だ大変だ」と言いながら楽しんでる様子が文章に滲み出てるよ。 2019/02/05
Mitsuhito Shiraha
0
2018年の本なのでここで最新とされる機材も今はもう古い。フィルムからデジタルへの過渡期、また日本映画に限って言えば大作と低予算、中間のクラスのバジェットが無い時代、その現場の様子が伝わってくる。 低予算の現場は同業者として身につまされると同時に、本の感想からズレてしまうが、こんなことで決して良い訳はないと声を大にして言いたい。 2025/03/31
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