内容説明
青山二郎と親交を結び、北大路魯山人に星岡茶寮を任され、柳宗悦の蒐集に協力した稀代の目利き、秦秀雄。すべての古美術に精通したが、伊万里を鑑賞の世界に引き上げた牽引役としてつとに名が高い。本書は、その秦が満を持して刊行した、究極の古伊万里鑑賞案内だ。掲載されている品々は、今も愛好家垂涎の的となっており、蒐集のスタンダードになっている。収められているのは、代表的な染付や白磁から、希少な赤絵、鉄絵、辰砂、鉄砂、瑠璃釉まで、約340点。秦秀雄の眼が射抜いた見どころを、ぜひ味わっていただきたい。幻の名著、遂に文庫化。
目次
古伊万里図鑑
伊万里の鑑賞
伊万里への偏見と賞鑑
伊万里伝世の盃
古伊万里雑感
古伊万里の旅
伊万里の価値
陶人への提言
図版解説
あとがき
古伊万里讃歌の本──改訂増補新版あとがき
AN APPRECIATION OF IMARI
箸と古伊万里(秦笑一)
解説 秦秀雄と“初源伊万里”(勝見充男)



