金継ぎ手帖 はじめてのつくろい

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紙書籍版価格
¥2,200
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金継ぎ手帖 はじめてのつくろい

  • 著者名:ナカムラクニオ【著】
  • 価格 ¥2,090(本体¥1,900)
  • 玄光社(2020/09発売)
  • ポイント 19pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784768309117

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内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

つくろってつなげば、ずっと使える!

手軽で簡単!金継ぎをカジュアルに楽しむためのノウハウが詰まった1冊。

ここ最近、割れたり欠けたりした陶器を修復する「金継ぎ」が静かなブームになっています。本書は10年にわたり全国で金継ぎワークショップを開催し、その魅力を発信してきた「6次元」店主・ナカムラクニオによる初の金継ぎ入門書です。単に修繕・修復するだけでなく、鑑賞(アート)としての美も楽しめる。そんな「金継ぎ」の魅力や、かぶれない「新うるし」を使った簡単な金継ぎのテクニック、さまざまな金継ぎの事例、さらにその文化的バックグラウンドを紹介していきます。

これまでに出ている金継ぎの本はいずれも専門的でやや敷居が高い印象を受けますが、本書は20代から30代の若い世代にも気軽に楽しんでもらえるカジュアルな内容になっています。自分で直せるなら、思い出の詰まった大切な器をいつまでも使い続けることができるし、ちょっと高価な器を普段使いすることも怖くなくなり、毎日の生活がより豊かになるはずです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鉄之助

244
単なるハウトゥー本かと思ったら、とんでもない拾い物だった。金継ぎ(きんつぎ)とは、壊れた陶磁器を漆で接着し、継ぎ目に金や銀などを蒔いて飾る伝統技法のこと。日本に古来からある、「傷」を「美」とする美意識に基づくという。「壊れたものに美を見出すとき、完璧であることを求めないとき、世界の価値観は変化し始める」。心から共感できた。「金継ぎ」とは、人と人、記憶と記憶をつなげる魔法だった! 金継ぎをした本人が癒される、効用もあるのだとも。クニオさんのワークショップに、ぜひ参加したい、と強く思った。2021/08/18

yomineko@猫と共に生きる

64
食器を落とし、壊しまくっている私😨なので金継ぎがとても気になるがちょっとやそっとでは出来なさそう💦むしろ金継ぎした食器が欲しくなるくらいの素晴らしい作品ばかりが載っていて奥の深さを実感。いつかワークショップに行ってみたい。ロシアに金継ぎ?と思ったら「日本から中古車をバラしてスクラップとして輸入しロシアで組み立てる」とか。それって金継ぎとは関係ないwww私は縁起より勿体ないを気にするので欠けたまま使っているけど、、、やっぱり自分の手で修理したい。たとえそれが100均の食器でも。パッチワークみたいで素敵✨2022/08/28

渡"邉恵'里'

2
2017年刊行。東京・荻窪のブックカフェ「6次元」店主でもある筆者が、器を修復する金継ぎについて紹介・考察・対談する1冊。初心者が簡単に取り組める方法の紹介の他、器の豆知識、世界の修理品事情(金継ぎ探しの旅)、詩人・谷川俊太郎氏との対談など多岐にわたる内容をコンパクトに収録。実用書だが、美しい雑誌のように見ているだけでも楽しめる。ものを修理しながら使うことに対する人々の考え方を覗き見し、自分の行き方も修理・修繕した気分。修理を通して哲学するような真摯な姿勢が気持ちよい。過去に捨ててしまった器が惜しまれる。2021/08/02

なる

2
前から興味があった金継ぎ。こんなに手軽に、しかも割りと安価に始められるものだったとは。 ちょっと道具を一揃えしてみようか。特に直したいものは手元にないのだが… 金継ぎを辿ると、使用者と器が過ごした年月や愛着が伝わってくるような気がする。壊れたという事実すら、はかなくて、更に美しいような。 壊れることを考えて、安価でどうでも良いものを買う。もしくは、これは高価なものだと怖くてなかなか使えないとか。 この技術があれば、そんな消費からは離れて、好きなものと一緒に歳を重ね、時代も超えられる。なんだかとても壮大。2019/04/23

けいと

1
ラジオでしったナカムラさん。いつかこの方のお店にいってみたい!おしゃれな本、なおかつわかりやすかった。金継ぎした器はやっぱりレンジダメなのね。。。金継ぎをしたい人はこの本を読むといいとおもいます。2022/08/10

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