病気の魔女と薬の魔女 ローズの希望の魔法

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病気の魔女と薬の魔女 ローズの希望の魔法

  • 著者名:岡田晴恵
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 学研(2020/08発売)
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  • ISBN:9784052035036

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内容説明

病気を広げようとする病気の魔女と、病気を食い止めようとする薬の魔女が闘う創作ファンタジー。1340年代ヨーロッパを恐怖におとしいれるペストの魔女と、小さい魔女ローズ、アン、サラの奮闘、ジェーン姫によるボルドーの町の復興への歩みをえがく。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おはなし会 芽ぶっく 

11
シリーズ最終巻(まだ先は続くかな?と期待)。ローズ・サラ・アンが同級生のまままた違う時代へ。今回戦うのはペストの魔女。黒死病の話は出てくるが特に特効薬の話ではなく、あとがきにあるように3.11東日本大震災からの復興も願うおはなし。数々の伝染病から立ち直ったヨーロッパの歴史。それゆえに希望をもって戦おう!世界で困難に立ち向かっている今こそ!2020/05/04

伶夜

9
本は心のホスピスじゃ。(本文より)2019/12/09

ゆたこまち

3
続き物なのに、何故かこの一冊しかない図書館。残念。 小さな魔女が3人。それぞれ先生となる魔女に選ばれて勉強をします。 召使いの魔女。図書館の魔女。ワインの魔女。魔女なんだけど、人間には魔女とばれないように生活して長い年月の知識で人間をサポートしてます。 病気の魔女も存在感します。今回はペストを大流行させます!けどこの病気の魔女も人間になにかをわからせたい。くだらない事ばかりの人間に罰を!的な。 そして、小さな魔女はこのペストから大切なものを守ろうと頑張ります。魔法はあまり出てこない。 2018/04/29

涼香

1
たぶん、前作があるんだろうなぁと思いながらも借りてきたし……と読みました。前の巻を読んでると楽しめるけれど、読んでなくても問題なく読めました。現実に起こった出来事を、ファンタジーの要素を加えて、物語として読めるので、とっつきやすいかも。これを機に、実際の歴史を探ることもできるし、大人も勉強になります。敵対してない部分も善悪で割り切れない関係があることも感じられます。前の巻も読みたいなぁ。2013/10/13

alicemile

0
今回はペスト。薬もなく、ただただ広がっていくのがこわかった。ジョアン王女やハーメルンの笛吹少年とかのエピソードも興味深い。このシリーズは、流行させすぎて美しさを失って反省するペストの魔女とか、病気の魔女に助けられたことに感謝して上等のワインを毎年サバトで贈っているワインの魔女とか、病気の魔女が絶対悪になってなくて、善悪で割りきれない関係ってのがいいんだよねぇ。2015/09/19

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