集英社オレンジ文庫<br> 九天に鹿を殺す セイ王朝八皇子奇計

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集英社オレンジ文庫
九天に鹿を殺す セイ王朝八皇子奇計

  • ISBN:9784086803397

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内容説明

皇位を継承するために繰り広げられる、死の遊戯。圧倒的中華謀略譚! 皇帝の崩御とともに、次代の玉座を巡り八人の皇子が争う「九天逐鹿」が幕を開ける。さまざまな制約をかいくぐり、兄弟を陥れて、至尊の位にたどり着くのはただ一人。敗者には死あるのみ。卑劣な奸計が蠢き、情を断ち切れぬ者から滅びていく。凄惨な戦いを潜り抜け、最後に笑うのは果たして誰なのか…!?

目次

序幕 嗤う亡霊
第一幕 九天に鹿を逐う
第二幕 兄弟牆に鬩ぐ
第三幕 杯中に蛇影を見る
第四幕 誰か烏の雌雄を知らん
第五幕 深淵に臨むがごとし
第六幕 九天に鹿を殺す
終幕 咲う亡霊
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あっか

90
やっと読めた!後宮シリーズ作者さんによる、志尊の位を巡る中華風バトルロイヤル。いやこれオレンジ文庫で良いの…?というくらい重厚な世界観でなかなかに血みどろ!中華史に造詣が深く何作も中華後宮風作品を書き計略物が好き…という作者さんの強みが存分に発揮されてるのでは。中華神話などの知識の下地がないと少し難しい部分はありますが、先が気になってどんどん読み進めちゃう。読後は不思議と爽やかです。アオジマイコさんによる冒頭の八皇子達の挿絵が秀逸!兄弟で年齢差もない皇子達をあれだけ描き分けて頂いたお陰で読みやすかった♡2021/04/10

よっち

43
中原の覇者・煋王朝で皇帝の崩御とともに、次代の玉座を巡り八人の皇子が争う「九天逐鹿」。審判役・女帝の勅命のもと宮中に現れる蠱鬼を狩り、夭珠を増やす凄惨な戦いの幕が開ける中華謀略ファンタジー。母や家族だったり、妻や姉といった大切な存在のために集った八人の皇子たちが繰り広げる、卑劣な奸計が蠢いて情を断ち切れぬ者から滅びていく壮絶な後継者争い。新皇帝が誕生すれば殺される運命にある女帝・閨水娥。それぞれの想いが垣間見えるからこそ、それぞれの末路もまた印象的で、その先にあった結末にもまたぐっと来るものがありました。2020/08/19

ぐっち

34
人物紹介…九人の兄弟(似てる)が覚えられずに、最初は読み進まなかったけど、覚えてから面白くなった。皇帝候補8人のうち、皇帝になれるのは生き残った一人。コバルト時代から後味の悪いエピソードをぶっこんでくる作者さんのむしろ後味悪いほうメインなバトルロワイヤル。こんなことしてたら子孫がのこらないじゃん、と思いつつ、兄弟で裏をかきあう、周りも巻き込んだだましあい合戦が面白かった。続編の書きようがないじゃんと思うけど、作者さんの持ち味が光る一冊。2020/10/03

多津子

33
先帝の崩御に伴い皇帝の座を巡り8人の皇子が蠱鬼を狩りその数を競う。最後のひとりになるまでだましだまされ命を懸けた戦いとなる。ラストシーンこそ爽やかに締めくくったが、内容的によくこのレーベルで出されたなと感心してしまった。凄惨な戦いの連続で甘さのかけらもないので、気分が荒ぶっている時に読むとより一層楽しめるだろう。2020/11/22

らび

31
とんでもない設定のこれはもうデスゲーム!次期皇帝の座を争う8人の皇子による争奪戦「九天逐鹿」の幕が切って落とされた。最後の1人になるまで春秋(一年間)のサバイバル。罠あり陰謀あり、信じる者は己のみ。一年の繋ぎのみの役割を終えると女帝も粛清されるなんとも奇妙で抗えない掟の数々ですが、まあ難しい漢字が難儀さを増します。ホラーでもオカルトでもない実に人間らしいといえば妙に納得です。3か月連続刊行のトリに相応しいかも?特別SSで2人の出会いが分かりこれは本編より先に読んではいけませんね。2020/09/03

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