ちくま文庫<br> 仕事に生かす地頭力 ──問題解決ピラミッドと9つのレッスン

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ちくま文庫
仕事に生かす地頭力 ──問題解決ピラミッドと9つのレッスン

  • 著者名:細谷功【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 筑摩書房(2020/08発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480432469

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内容説明

入社3年目のマサヤくんは、あるプロジェクトのリーダーを任された。先輩のりょうこさんと共に、謎の人物ドクから「ものの考え方」を学んでいく。プロジェクトの成功の秘訣はもちろん、仕事において大切なことは何なのか? 本当に考えるとはどういうことか?ということがわかってくる。ストーリー仕立てで地頭力の本質を学ぶことで、問題解決能力が自然に育つ本。

目次

はじめに
イントロダクション……「くされ縁(?)の始まりは」
Part1 問題解決の基礎を知ろう
問題解決ピラミッド……「Why→Howで考える」
結論から考える……「すべてを逆向きに考えよ」
全体から考える……「思考の癖をリセットせよ」
単純に考える……「『要するになんなのか』を考えよ」
顧客問題解決……「依頼者の要望は一度『押し返せ』」
Part2 【応用編】プロジェクトを成功に導く
【Lesson-1】プロジェクト計画……「ゴールから考える」
【Lesson-2】情報収集&仮説構築……「『全体から』考えてみる」
【Lesson-3】会議運営……「すべては目的のためにある!」
【Lesson-4】期待値管理……「やるべきことは『二つ』ある」
【Lesson-5】解決策提示……「今こそ一度『押し返す』とき」
【Lesson-6】コミュニケーション……「『何も伝わっていない』を前提とせよ」
【Lesson-7】人を理解する……「人を見て行動せよ」
【Lesson-8】プレゼンテーション……「相手の立場に立つ」
【Lesson-9】
最終プレゼン&祝勝会……「問題解決ピラミッドはなんにでも使える」
ドクさんからの手紙……「グッドラック」
おわりに
解説 仕事術の本は、これを最後に卒業しようね。 海老原嗣生

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふろんた

9
仕事を一通り覚え経験した頃(3~5年くらい)に読むのがおすすめ。2017/10/19

なおじん

8
☆4 物事の考え方をシンプルに説明しています。悩んだとき、また読み直すべき良書です。2016/04/01

さか

4
ビジネスにおける問題解決を学ぶ点において良書である。本書にでてくる、「結論から」「全体から」「単純に」などの考え方は、言われたことだけやる人間には到底思いつかない思考過程であると思う。時代の変化に伴い、働き方など変わる現在、他者やAIなどと差別化するため、「自らが考え行動すること」は非常に重要。その視点が執筆されており大変参考になった。2020/10/14

クレストン

3
ビジネスコンサルタントである著者による仕事術の本。原著は「地頭力のココロ」。営業の仕事をロールプレイするかの様なストーリーで考え方が書かれている。中々、こういう普通のビジネス書が文庫に入る事がないので気になって読んでみた。さらっと読んだが、あまり引っかかる所がなかった。しかし、ストーリー仕立てで書いてあるって読みやすいし、絵なども文庫サイズながら多く入れてある。解説でかなりシンプルな要点で構成していると書かれているので、要点を理解して読み進める事が重要そうである。2022/11/27

wwb

2
本編も良かったが自分には解説が刺さった。こういった思考術の本はビジネスにおいて基礎の基礎でしかなく、いつまでもこういった本を有難がって読み漁っていては進歩がない。「仕事術を語る本を読むのはこれを最後にする」、難しいけど少なくとも類書を読むのはもう止めよう。2021/10/17

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