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内容説明
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旧フランス領インドシナ(ラオス・カンボジア・ベトナム)で受け継がれてきた古典料理を46品掲載。1954年にインドシナ3国がフランスから独立して以降も、仏印的な食文化は各地で受け継がれてきたものの、21世紀以降は経済発展やIT化、それに伴う都市化の影響を受け、古典料理も姿を消しつつあります。
「インドシナ」という呼称も消えゆくなか、かつては確実に存在していた仏印の食文化をていねいに拾い上げ、その調理技術や食材・調味料使いなどのアイデアを伝えます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
26
うっとりするような写真に、旅に出たくてお尻がむずむずしました。娘さんは虫がたくさん盛られている写真にワイワイ興奮。面白いなあ、わあ、お邪魔してみたいなあ…とワクワクし、ウェブサイトも拝読。もう少し状況が変わったら参加してみたいな。2021/04/23
tom
10
読友さんのコメントを読んで図書館に注文。少々面白い料理本。この本を読んで、一品作ってよと頼まれても、無理ですとしか答えようがない。でも、写真を見て、文章を読んでみると、喰ってみたいと心がおどる。そんな、好奇心をそそる食い物が登場する。とても楽しい。旧インドシナ、そこで暮らしている人たちが、普通に食している食べ物がたくさん現れる。食い物とそこで暮らしている人たちの関わりを見せてくれる本。2020/09/26