講談社学術文庫<br> パリ物語

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講談社学術文庫
パリ物語

  • 著者名:宝木範義【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 講談社(2020/09発売)
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  • ISBN:9784061597303

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内容説明

芸術の都、ファッションの都、食の都等と形容されるように、独自の多彩な文化を花開かせたパリ。人を魅了してやまないこの町の魅力の淵源とは何か。その名が紀元前のパリジ族に由来することをはじめとして、歴史を追いつつ、広場、門、駅、キャフェ等、都市空間を構成する諸要素にも注目し、パリの魅力がいかに醸成されたかをさぐる異色の文化史。

目次

1.ローマからパリへ――古典の都から近代の都へ
2.ルテチアからパリへ――パリができるまで
3.パリの母なるセーヌ――河の役割
4.ノートル・ダム大聖堂――パリの中世美術
5.ルーヴル美術館――王宮から美の殿堂へ
6.都市空間の舞台――広場
7.シャトレとエトワール――市門と凱旋門
8.パリ植物園とブーローニュ――都市の中の森
9.オースマンの都市計画――道路網
10.グラン・ブールヴァールの眺め――風俗
11.ブールヴァールの小宇宙――キャフェ
12.ロートレックの晩餐――食卓史
13.グラン・マガザンの登場――百貨店
14.ダンディスムの系譜――ファッション
15.オペラ座とサーカス――芸能
16.近代の神殿――駅
17.エッフェル塔とポン・デ・ザール――塔と橋
18.光の街――街灯
19.世紀の祝祭――万国博覧会
20.争乱のパリと新聞――ジャーナリズム
21.サロン展からアンデパンダン展へ――展覧会
22.レンズの眼に追われた画家たち――写真
23.路地裏の哄笑――風刺画
24.シェレあるいはパリの鏡――ポスター
25.アトリエに集う女たち――フェミニスムと女流芸術家
26.街頭のギャルリー――舗道
27.縁の下の立役者――画商
28.優雅な曲線――椅子
29.モンマルトルからモンパルナスへ――芸術家たちの住み家
30.貞奴とニジンスキー――日本趣味とロシア・バレエ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ripurou

3
四半世紀前に書かれていますが、歴史や建物などの物語は特に問題なく楽しめます。2011/06/09

サトル

1
積ん読本をめでたく読了。そもそも新潮選書で刊行されていたものを講談社学術文庫として文庫化したものらしく、名称からしてハイソでちょっと敷居が高い記述も見られたが、パリがパリらしく変貌していった有様が伝わってくる。5度に渡るパリ万国博、ナポレオン3世とオースマン男爵の見栄と矜持でパリは大改造されたのだろうけれど、著者はあとがきで語っている。大通りを作ったのは政治だが、人々が行き交う路地はパリジャンの美意識から生まれたと。ロンドンにもウィーンにもない独特の陰翳をともなった街並みが出来上がったことに納得した。2018/03/26

ニョンブーチョッパー

0
2009/08/28

さなぎ

0
政治家タレーランに気に入られたアントナン・キャレームは欧州外交の檜舞台を陰で支え、その活躍はウィーン会議をはじめイギリスやロシアにまで及んだ… とのことで、饗宴外交の歴史に興味を抱くきっかけになった。同じく講談社学術文庫から出ている『ウィーン物語』でも椅子に一章を割くあたり、著者はインテリアにも関心が高いと見える。2013/10/23

オペラ座のカニ人

0
これまで鹿島先生の本を読んできましたが、初めて違う著者の本をパリの歴史を読んで良かったと感じた。2021/01/08

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