― 光合成理論

著者名：奈瀬セナ【著者】/456【イラスト】

KADOKAWA（2020/08発売）

• ISBN：9784041097021

内容説明

女子高生のヨーコは、担任に駆り出され手伝うことになった特別支援学校で、難聴の男子高生・ミズキと出会う。どこか無気力で将来も投げやりだった彼女だが、彼との交流を通じて少しずつ変わりはじめて……？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[なみ]

高校三年生の夏、ヨーコは特別支援学校の手伝いをきっかけに、難聴を抱えるミズキと出会う。 進学か就職か。高校生らしく進路に悩むヨーコですが──。 とても優しくて、切ないお話でした。 あまり物事に執着しないヨーコの、たまに見せる感情的な振る舞いに、心が揺さぶられます。

2020/09/03

[tommy]

★★★☆☆

2020/11/20

[Theodore]

なかなか話が進展せず「この作品は何をテーマにしているのか？」という要点が見えてこないため、非常に退屈な本。話を要約すれば「余命僅かなゆえに無気力に陥っていた主人公が、周囲の力を借りて生きる意志を取り戻す」といったところだろうか。わざわざ300ページもかけてやる内容じゃない。冗長すぎる。あと、せっかく「特別支援学校」という設定があるのに活かしきれておらず、話がただの「よくある恋愛ごっこ（笑）」に終始してしまったのは残念。恋愛ごっこ（笑）したいだけなら支援学校じゃなくてもよかったんじゃね？

2022/01/09

[錫]

携帯小説だったのかな。儚い恋がテーマ。支援学校高等部に通う難聴の男の子と病弱な女の子の恋の物語。なかなか進まない展開がもどかしく…。ヨーコが鈍感なのかなと思っていたけど、敢えて気づかぬふりをしていたんだな、と後半思った。おばさんにはちょっと向かない物語だった。

2021/04/26

[yatyu]

あのあとどれくらいの時間があったのだろうか。エピローグ、ずんと胸にくる。

2021/04/03