内容説明
――ぼくはただ、きみと幸せになりたいだけだ。
白い容姿を理由に、忌み嫌われていた孤独な村娘のジアは、
隣国の少年ルスランと恋をして、
幼いながらも結婚を誓い合っていた。
だが、戦争によりふたりは離れ離れになってしまう。
数年後、ルスランはジアを探すため、
貴族でありながら王の暗殺部隊となり、
彼女の暮らす国に潜入を果たす。
そこで思いもしない再会をしたふたりは、
会えずにいた歳月を取り戻すかのように愛を交わし、
互いのぬくもりに溺れていく。
しかし再び、別離の危機が訪れて――!?
暗殺隊の騎士×鳩に愛される村娘、すべてを敵に回す一途な愛！
【目次】
序章
一章
二章
三章
四章
五章
六章
七章
八章
九章
終章
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
菫子
18
純愛！少年少女時代のシーンから素敵でした。ソーニャ文庫さんなのに、ヒーローの愛は真っ直ぐで、全然歪んでなくて、二人のシーンは全部甘くてロマンチックで良かったです。綿密にストーリーが作り込まれていて、脇役にも深みがあり、ファンタジー調の独特の世界観で、途中で鳥類大戦争になってびっくりしましたが、全体としては甘〜い素敵なロマンスに仕上がっていて大満足でした。えっちなシーンにも品があって独特で素晴らしかったです。普段読んでる海外ロマンスよりもいろんな意味でぶっ飛んでいて驚き楽しかったです。ファンになりました。2021/02/11
サラン
16
★5 やっぱり荷鴣さんの世界観、描くヒーロー大好き💕今回は大半ヒーロー目線で話が進む。ルスランとジアの出会いから2人が一緒に過ごすとこ良かった。お互い心に傷を持っているから補い合い癒されるのね。ルスランの言葉の悪さ。ジアに対しては勿論、年上の騎士や父親に対しても平気でバカ呼ばわり。でもジアにだけはそんな上からの物言いでも優しさを感じる。ジアは我慢強い優しい子だけど虐待されてきた為人が怖くて怯えるだけで結局ルスラン含む周りの男達の力で助けられて幸せになれるのだから魔性の女と言えるかも！→2020/10/06
やまと
13
作者さん買い。とても良かっです。いつもこの作者さんの話を読むと、かなりのダメージを受けるですが、今回は純愛でした。挿絵もとても良い。 お話は変わらず、独特ですがヒーローの一途さが本当良かた。 そしてヒッチコック鳥を思い出しちゃったわ。 ソーニャのホームページから読める番外編もなかなか、笑えて楽しくよめました。2020/09/04
もずく
4
独特の世界観で読み応えがある。今回もすごく良かった！怒涛の展開で迫力があり、自然な流れでエロがあるので白けず読めるし、最初から最後まで面白かった。ラインマーが楽しく、所々笑えた。2020/09/07
れーち
3
★★★☆☆2023/02/25
