宝島社文庫<br> 警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希 蝶の帰還 下

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宝島社文庫
警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希 蝶の帰還 下

  • 著者名:吉川英梨【著】
  • 価格 ¥649(本体¥590)
  • 宝島社(2020/09発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784800281111

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内容説明

警視庁は広田の娘を誘拐した犯人が“アゲハ”で、再び国外逃亡を図ろうとしていると推測。アゲハがFBI施設へのテロを計画しているという疑いも出てきたため、公開捜査に踏み切る。一方、別ルートで事件を追いかけていた広田と麻希は、ついにアゲハのもとにたどり着くが、そこで意外な事実を告げられ……。はたして麻希たちは真相に迫ることができるのか。事件はクライマックスへ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yanae

71
うん、上巻より下巻の方が面白い♡(笑)上巻は最後のパレスチナの話が結構ヘビーで、重い気持ちで読み終えましたが、下巻は事件の真相に一気に迫る感じでとても面白かった。真相と真犯人にも驚かされたけど、何より最後の最後にはビックリ!でも、よかったなと思いました。ハラマキがやめちやうのか?広田も?!とドギマギしましたが、まだこれからも楽しめそう(笑)ハラマキシリーズ大好きです♡2019/09/15

ナミのママ

60
シリーズ10作目。「女性犯罪捜査班」のシリーズとしては最終話。アゲハが日本に戻ってきたのでなぜか?パレスチナでは何があったのか?…8年前の再来かと思われた事件は、広田の娘の誘拐が解決しないまま、思いがけない方向に進んでいきます。警察の闇も浮かび上がり上下巻でたっぷり楽しみました。さて次なるシリーズにて、ハラマキはどうなっていくのかなと楽しみです。2020/05/10

Yunemo

55
ちょっと肩すかし観を味わったままに。秘匿捜査本部の位置付けが曖昧な感。ただハラマキらしい行動がやっぱりいいね。根底は組織防衛なのかな、それとも男の嫉妬と憎悪が作り出した闇の世界の出現なのかな。とにかく無謀な工作をせざるを得ない背景、常に階級世界で起こる事柄の延長かもね。アゲハの帰還が引き金、ただあまりにも清々しすぎる加奈子の存在、ほんとに子の存在だけで、無慈悲な対応に対する、その復讐心が無くなってしまうものなんでしょうかね。いろいろあるけどこの一連の流れの中で、ハラマキ家、広田家の家族、それぞれに幸あれ。2018/04/22

momi

53
面白かった!!伝説のテロリスト「アゲハ」が蘇ったのか!?…ってことで上巻から続くわけですが…事件の裏に隠された真相…意外な真犯人にたどり着きます!警察組織の闇、そして…きたないぞ、公安ッ!!と怒りで本を放り投げてしまいそうになりますが、伝説のテロリストの弱い部分を見てしまい…同情のような悲しさを感じました…彼女も1人の女だったのですね…。テロリストが日本に帰ってきた理由!?今回、いろんなことが大きく動きました!!さてさて…これからもシリーズは続くのでしょうか!?この先どうなっていくのか!見ものです。2018/03/14

えりこんぐ🐤

51
下巻は意外な展開に。臨時で3人がチームとなり、真の誘拐犯を追い詰める。公安組との息つく間もない攻防戦。そして、元テロリストの加奈子が帰国した本当の理由とは?? もう、何これ!面白すぎて一気読みε-(゜□゜) ボロボロに傷ついた達也の行先がまた、、次巻からの展開が楽しみすぎるじゃんか! 吉川さん大好き♪【積読5】2021/01/08

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