宝島社文庫<br> 警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希 蝶の帰還 上

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宝島社文庫
警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希 蝶の帰還 上

  • 著者名:吉川英梨【著】
  • 価格 ¥649(本体¥590)
  • 宝島社(2020/09発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784800281098

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内容説明

長女の授業参観に参加していた警視庁捜査一課の広田達也は、下北沢の女性の死体が見つかったとの連絡を受け、急きょ現場へと直行する。そこは以前、広田と原麻希が巻き込まれた殺人事件の現場と同じ場所だった。続けて、広田の娘が何者かに誘拐されてしまう。すべてが8年前と同じ状況――はたしてこれらは、かつての“アゲハ”事件の再来なのか。伝説の犯罪者アゲハが蘇る、大人気シリーズ第5弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yanae

68
ハラマキシリーズ。今回はタイトルにある「蝶」の通り、アゲハ事件再び。今度は広田の娘が誘拐される。事件を追っていくとアゲハが日本に戻っていることが判明。広田と麻希は犯人を捕まえられるのか?!実はまだアゲハシリーズを制覇できてないので、この作品で初めて知ることもあったり(誰と誰が結婚とか(笑))でも問題なく読めてます。ただアゲハは読んでからの方が面白い。今作は麻希の夫の動きも読めて、こんなことしてたのか!と驚愕。下巻でどのようになるのかハラハラドキドキ楽しみです!2019/08/31

ナミのママ

63
ハラマキシリーズ10作目はついに上下巻。そして1作目からの前シリーズ『アゲハ』の再来を思わせる事件が発生。アゲハ事件より年月が流れ、当時の登場人物も年齢を重ねる中、公安が絡んだ隠れた真実が明かされるところで上巻はおしまい。憎いはずの『アゲハ』に気持ちが揺れてしまいます。事件は許せず目が離せないものの、この過去は気になる、というところで下巻へ。2020/05/08

えりこんぐ

56
女性犯罪捜査班⑤ 。うっわぁぁ。ハラマキが登場した最初のアゲハ事件が再び?? 読み進むたびに心拍数がアガる! テロリストの加奈子の仕業なのか、その目的は..? 原家&広田家が大ピンチのまま下巻へ。【積読4】2021/01/07

Yunemo

48
原麻希の本来の活躍が期待できます。2011年にアゲハを読了して、その後のハラマキを追ってましたが、夫の則夫氏の素性が不明のままここまで来てしまいました。壮絶な公安刑事の生き様に驚きが。本作の展開、8年前の事件が再び、ハラマキから達也へターゲットを変え、でも再び菜月が罠に。二番煎じ的な想いもありながら、ハラハラと心躍って一気に。現実的には起こり得ないであろう事柄が、妙に真実味を帯びてるんですね。ハラマキの、広田へ、夫への胸中が、手に取るように理解出来て。正義とは、アゲハの生き方とは、気持ちが錯綜したままに。2018/04/22

momi

46
八年前のアゲハ事件と似た事件が続発!! 本当に、伝説のテロリストアゲハが蘇ったのか!!殺人事件に誘拐事件…そして爆弾事件まで!!麻希の夫・則夫が隠していることは何か!!面白いッ!!!先が気になります!急いで下巻へ!!2018/03/14

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